映画「スーパー戦隊 MOVIE パーティー」の前夜祭イベント「第5回東映特撮ファンミーティング」が7日、都内映画館で行われ、リュウソウレッド(コウ)役の一ノ瀬颯らキャスト6人と丸山真哉プロデューサーが登場した。イベントでは8日に公開された「劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンじゃー/魔進戦隊キラメイジャー エピソードZRRO」が一足先にファンにお披露目された。

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　約1年にも及ぶテレビシリーズの撮影はすでに終了しており、物語はいよいよクライマックスへ。1年前の自分に伝えたいことを聞かれた一ノ瀬は「最初から思い切りやっていいんだよと(伝えたい)。ただの大学生でしかなったので、右も上も下も分からなかった。どこまでが許されるのか、ルールもどんなものか分からずに歯止めをかけていたので、最初からバーンとやっていい」と戦隊デビュー当初を振り返りながら笑顔を見せた。同じくリュウソウゴールド(カナロ)役の兵頭功海は「自分はレッドのオーディションだと思って行った」とオーディションの秘話を暴露。追加キャストだったため、すでにレッドは決まっていたが「レッドじゃないと気付いて、『赤じゃないのか』と思っていたけど、ゴールドはみんなにすごく愛されるキャラ。ゴールドをやってよかったぞと言ってあげたいですね」と兵頭が打ち明けると、会場のファンからは温かい拍手が送られた。

　テレビシリーズのラストについてプロデューサーの丸山氏が「最終回は全然予測がつかないことが起こります。ぜひ毎週見て」と呼び掛けると、キャスト達も一同に「びっくりするよ!」と口をそろえた。兵頭は「戦隊を愛してくれる人の『こんな感じになるのかな』という予想を裏切れる」とシリーズ集大成の仕上がりに胸を張っていた。