俳優の綾野剛が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系月曜ドラマ「アバランチ」（午後10時）が、きょう25日に第2話放送を迎える。18日に放送された第1話は平均世帯視聴率で10.3％（ビデオリサーチ／関東地区）。2桁を記録し好調発進だが、第2話の内容にも注目が集まる。（以下、ドラマの内容に関する記載があります）

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　同作は謎に包まれた集団「アバランチ」の活躍を描く劇場型ピカレスク（悪漢）・エンターテインメント。「アバランチ」は政治家や官僚、大企業などの富と権力を持つ“強者”に対し、独自の捜査や追跡、そして報復を行う。綾野は主人公でアバランチのメンバー・羽生誠一を演じる。

　初回放送では「アバランチ」の登場が描かれた。警視庁捜査一課を左遷された西城英輔（福士蒼汰）が新たに配属されたのが、「特別犯罪対策室」。西城は室長の山守美智代（木村佳乃）に同行した雑居ビルで、羽生をはじめ天才ハッカーの牧原大志（千葉雄大）、元所轄刑事の打本鉄治（田中要次）、元自衛隊の明石リナ（高橋メアリージュン）に出会う。羽生たちは東京の大規模都市開発プロジェクトリーダー・風間が失踪した事件を独自に追いかけ、黒幕を追い詰める。終盤では偽スタジオにおびき寄せた黒幕に真実を吐かせ、その場面がYouTubeで全世界に配信されていることが明らかになった。

　このYouTubeシーンはリアルタイムでドラマ公式YouTubeと連動しており、偽スタジオ内からの撮影目線で配信された。

　この仕掛けはツイッター上でも話題になり、ドラマとYouTube映像を同時に見ていた人も。「YouTubeとドラマで映像が違う！！手が込んでる！！」「実際に問い詰めるシーンをYouTubeで流してたのは面白かったなぁ」といった声があがった。

　25日放送の第2話では、「アバンランチ」が半年前に転落死した女性・夏川洋子の調査に乗り出す。自殺と片付けられていた夏川の死。しかし東南アジアの開発途上国支援に関わっていた夏川は、不審な点の多い大物政治家との関係が疑われていた。独自に捜査を進める「アバランチ」は“大きな闇”にたどり着く。真実を暴くことはできるのか。また今回もYouTubeとの連動はあるのか？　要チェックだ。