女子プロレス界に大型美女コンビが誕生 リング外でも「仲良し」“未知数”ファイト力に可能性

入場テーマ曲やコスチュームは?「うーん、どうなるのかな」

 もっとも、タッグチームは1+1が2になるわけではない。3や5、10になったり、逆に0どころかマイナスになることもある。

 名コンビは私生活でも仲が良い2人か、普段は口も利かないような2人であることが多い。VENYUは「私生活ではフェア(対等)で、何を話題にしても笑える仲」(上福)であり、前者そのもの。実際、顔を見合わせ屈託のない笑い声をあげる2人を見ていると、こちらまで楽しくなってくるほどだ。

 チーム結成が決まってから、ますます時間を共有するようになった。ポートレート撮影、インタビューなど「プライベートで会う必要がなくなった」と笑い飛ばしている。

 入場テーマ曲はどうなるのか? コスチュームは? 上福は「朱崇花は入場に力を入れている。何度もリハーサルをしているのを目撃した。笑わないし、厳しい表情。私はニコニコしながら、ファンの人たちとアイコンタクトしながら花道を歩くのに…。うーん、どうなるのかな。私もニコリともしないかも」と言いつつも、なぜか楽しそうだ。

 合体プレーやサンドイッチ攻撃などは、これから開発する。リング上でかみ合うのか否か、これだけはやってみなければ分からない。当人たちもだが、ファンもハラハラドキドキしている。だが、無限の可能性を秘めた魅力的なチームであることは間違いない。

「今後も組み続けるのかは、初戦次第。でも、ずっとやっていきたい」と言葉をそろえる朱崇花と上福。VENYUが定着すれば、プロレス界に大輪の華が増える。10・9決戦を見逃すわけにはいかない。

次のページへ (3/3) 【写真】美女コンビ「VENYU」2人の実際のショット
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