「マトリックス」新章の12月公開が決定 キアヌ・リーブス続投、アクション演技にも注目

全世界で社会現象を巻き起こした伝説のアクション大作「マトリックス」の新章が、日本をはじめ全世界で2021年12月に公開することが決まった。邦題は「マトリックス レザレクションズ」(原題:THE MATRIX RESURRECTIONS)。今作はシリーズ3作目「マトリックス レボリューションズ」の続編ではなく、1作目の続編となる。

新作「マトリックス レザレクションズ」の新ビジュアル【写真:(C)2021 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED】
新作「マトリックス レザレクションズ」の新ビジュアル【写真:(C)2021 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED】

ネオ役のキアヌ・リーブス、トリニティー役のキャリー=アン・モスら続投

 全世界で社会現象を巻き起こした伝説のアクション大作「マトリックス」の新章が、日本をはじめ全世界で2021年12月に公開することが決まった。邦題は「マトリックス レザレクションズ」(原題:THE MATRIX RESURRECTIONS)。今作はシリーズ3作目「マトリックス レボリューションズ」の続編ではなく、1作目の続編となる。

 1999年、1作目が公開されるや、これまで誰も見たことがない映像体験で世界中を熱狂させた同シリーズ。われわれが生きるこの世界が、実は仮想世界であるという衝撃的な設定で、アクション映画の概念を塗り替えた。緑にきらめくマトリックス・コード、キアヌ・リーブス演じるクールなネオとトリニティーのルック、斬新な映像と撮影手法、VFXとカンフーの組み合わせや、日本のアニメから影響を受けた異文化的アクションなど、多くの話題を集めた。

 まさに映像革命とも言える同シリーズの新章が、全世界で封切りだ。邦題の「レザレクションズ」とは、「復活」という意味の言葉。副題が「R」から始まるのもこれまでのシリーズを踏襲しており、新章に相応しいタイトルとなっている(2作目は「マトリックス リローデッド」/原題:THE MATRIX RELOADED、3作目は「マトリックス レボリューションズ」原題:THE MATRIX REVOLUTIONS)。

 監督はシリーズの生みの親であり、シリーズ全作品を監督しているラナ・ウォシャウスキーが務める。キャストには、ネオ役のキアヌ・リーブス、トリニティー役のキャリー=アン・モス、ナイオビ役のジェイダ・ピンケット・スミス、メロビンジアン役のランバート・ウィルソン、エージェント・ジョンソン役のダニエル・バーンハードらが、それぞれ同じ役を続投する。新キャストとして、ネオを救世主と信じ、世界の真実を伝え、彼を導くモーフィアス役に、「アクアマン」のブラックマンタ役で知られるヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が、ネオの宿敵エージェント・スミス役に、Netflixオリジナルシリーズ「マインドハンター」で主役のFBI捜査官ホールデンを演じるジョナサン・グロフが、それぞれ抜てきされている。

 近年、「ジョン・ウィック」シリーズでも目覚ましい活躍をしているキアヌ・リーブス。射撃訓練の映像がまるでプロのようだと話題にもなり、アクション俳優として一番成熟している彼のアクションにも注目だ。

 8日午前1時に更新された特設サイト「WhatIsTheMatrix.com」では、「マトリックス レザレクションズ」の映像とビジュアルが初解禁された。ビジュアルは白一色の背景の中に、「マトリックス」1作目に登場した赤いカプセルと青いカプセルが。そのカプセルの上には“未来を選べ”の文字が。何を意味しているのか、気になるところだ。また、世界初の試みとなる“インタラクティブ・トレーラー”を体験することができる。

 さらに、日本時間の9日午後10時には、予告編が全世界で一斉解禁されることが決定した。

次のページへ (2/2) 【動画】「マトリックス レザレクションズ」のアナウンスメント予告映像
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