若月佑美「ありがとうより助かったが好き」 誰かの役に立つ“お母ちゃん精神”の原点語る

自分は正義感が強すぎて面倒くさい人間と語った若月【写真:廣瀬久哉】
自分は正義感が強すぎて面倒くさい人間と語った若月【写真:廣瀬久哉】

自分は正義感が強すぎて面倒くさい人間

――そこで今回は普段の若月さんの“喜怒哀楽”についてお聞きしたいと思います。最初に若月佑美にとっての「喜び」とは?

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「そうですね…やっぱり人の役に立った時が一番ですね。『ありがとう』という言葉もうれしいですが、『助かった』という言葉をかけられたら超うれしいです。何か相談されて、一つの答えを見つけたときに、相手から助かったって言われると、『ああ私も誰かを助けることができた』っていう喜び(笑)。それはうれしいことですね」

――昨年から始まったオンラインサロン「未開発区域」や「未開発区域」公式YouTubeチャンネルでも誰かのために行動を起こすことの大切さについて触れていますよね。

「たぶん私の性格的にちょっとした“お母ちゃん精神”とか“お節介さん”みたいなところがあるんです(笑)。何かをすると誰かが喜んでくれることがうれしかったり、つい誰かに何かをしてあげたくなっちゃったり。そんなお母ちゃん精神が仕事の面でもつい出ちゃうのかなって思います」

――誰かの救いにつながる行動が自身の心を豊かにすると?

「まさにその通りですね」

――ずばり“お母ちゃん精神”の原点は?

「なんですかね? 小学生の頃は逆だったんです。すごい目立ちたがり屋で、学校では1、2を争うくらい成績も良くて、『ちゃんとしなさい!』って男子を叱る女子みたいな(笑)。でも中学受験をして進学校に入学したら勉強ができる人ばかりで下から数えた方が良いくらいの順位になっちゃって、もうプライドがズタズタに打ち砕かれたんです。そこで『自分のためばかりに生きすぎちゃいけない』『誰かのために役に立つことを心がけたらきっと自分のことも肯定できる』って」

――鼻っ柱を折られて気付いたわけですね。でもそこから芸能界に入って、特に乃木坂46の頃は競争の激しい中で誰かのためになんて考える余裕もなかったのでは?

「反対に人数が多いグループにいたからこそ、自分のポジションを探すことができたんですよ。今まで以上にもっと誰かのために何かができるような人間になりたいと思ってやってきました」

――そうだったんですね。では若月佑美にとっての「怒り」とは?

「自分は正義感が強すぎて面倒くさい人間なんです。マナーに反した行動の人を見たりするとほっとけないというか、つい怒りがこみ上げてくるんです。テレビのニュースを見てるだけでも『ちょっとそれ許せない!』って1人でテレビに向かって怒ってますから(笑)」

――曲がったことが嫌いなんですね。

「そうなんです。自分とは関わりのないところでもたくさん疑問を感じたりするんです」

――自分自身への怒りはありますか?

「器用そうに見えて不器用なところですね。ゲームでもなんでもいつも1位を取れなくてだいたい3位(笑)。1位になれないんです。ボーリングをやってもあと3ピン。『なんで取れないの?』とか(笑)」

――ちょっと可愛い怒りですね(笑)。

「一番になれないのは自分らしいのかな?って思います(笑)」

――次に若月佑美にとっての「哀しみ(=悲しみ)」とは?

「なんだろう? 悲しいことはいっぱいあるんですけど…」

――最愛のペットとの別れとか?

「家族同然だった犬が旅立ったときは本当に悲しかったですね。やっぱり命に関わることって悲しいですよね」

――そして若月佑美にとっての「楽しみ」とは?

「楽しみはやっぱり大好きな甘いものを食べるときですね。今は特にアイスクリームを食べることを楽しみに生きています(笑)。スイーツのお店を巡るのも好きで、撮影でちょっと遠くまで行く時は移動中とか休憩時間にお店を探したり。甘いものを食べるのが楽しみなんです」

――ありがとうございます。では改めて写真集が完成した今の感想は?

「限界を決めずにもっと自由に表現してもいいんだって学びましたし、写真集を通してファッションでもメイクでも何か皆さんのヒントの一つになれたらうれしいです」

――写真集のタイトルは、チョコレートのような存在を目指したいという願いが込められているそうですが、役者としての今後の抱負は?

「そうですね。写真集と同じように自分の限界を決めないで、どんな役柄でも演じてみたいですね。男の子でも妖怪でも犬でも猫でも(笑)。どんどん吸収していきたいです」

――最後に急に秋らしい気候になりましたが若月さんの健康管理の秘訣を教えてください。

「起きて最初に部屋を換気することですね。夏でも冬でも窓を全部開けて、新しい空気を取り込んで新鮮な気持ちで一日を迎えるようにしています」

□若月佑美(わかつき ゆみ)1994年6月27日生まれ。静岡県出身。2011年、「乃木坂46」の1期生として活動をスタート。18年、グループを卒業。その後は女優・モデルとして活動の場を移し、ドラマでは「今日から俺は!!」(日本テレビ)、「私の家政夫ナギサさん」(TBS)に出演。「結婚できないには、ワケがある。」(朝日放送)ではヒロインを務める。映画でも「シグナル 100」、「ヲタクに恋は難しい」、「今日から俺は!!劇場版」など、出演作多数。20年、女性ファッション誌「Oggi」美容専属モデルを務め、オンラインサロン「未開発区域」も開設。二科展にて8年連続入選するなど、アートにも才能を発揮している。21年9月、セカンド写真集「若月佑美写真集 アンド チョコレート」(小学館)発売。

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若月佑美公式HP
https://yumiwakatsuki.com/
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YouTube「未開発区域ch」
https://www.youtube.com/channel/UCJwW_2WpiTlUrGeIpZauDgg
オンラインサロン「未開発区域」
https://lounge.dmm.com/detail/2711/

「若月佑美写真集 アンド チョコレート」(小学館)
オールカラー128ページ/2035円(税込)
※楽天ブックス、セブンネット限定版も発売。
特典:メッセージ付きポストカード 6種類中1枚封入
書籍情報:https://oggi.jp/6513347
写真集公式Instagram
https://www.instagram.com/wakatsukiyumi_2/
写真集公式Twitter
https://twitter.com/wakatsukiyumi_2

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