ジャニーズJr.内のユニットHiHi Jetsと美 少年が4日、都内・新橋演舞場で舞台「少年たち 君にこの歌を」のゲネプロと初日前会見を行った。

　同舞台はジャニー喜多川氏が手がけ1969年に初演。少年刑務所に収監された少年たちの抵抗や葛藤などを、オリジナル曲とダンスに乗せて描いている。上演のたびにアレンジが加えられ、過去にはKis-My-Ft2やA.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow ManらがジャニーズJr.時代に出演してきた。2019年には映画「少年たち」も公開され、“若手の登竜門”的な舞台として50年以上続いているが、新橋演舞場での上演は初。HiHi Jets、美 少年ともに初主演となる。また18年に芸能活動を引退し、プロデュース業などを務める滝沢秀明氏が演出を担当する。

　舞台の少年刑務所では、青と赤の2つの房に少年たちが収監される。HiHi Jetsは青の、美 少年は赤の衣装を身にまとい、互いをライバル視しながらも「自由は、堀の外にある」という共有する思いに向けて動き出す。

　ゲネプロを終えた2組は、初日を前に会見に挑んだ。HiHi Jetsの高橋優斗は、「HiHi Jetsも美 少年も舞台の主演は初めてなので、正直、お客様にどう届くかな。どういう思いをお届けできるか。明日初日を迎えるということで、すごくワクワクしています」と語り、「こういうご時世の中で公演させていただけることに感謝しながら、毎日行っていきたいなと思います」と意気込んだ。また美 少年の岩崎大昇も、「やっときたかと！　（舞台の）発表はすごく早くて、そのときはまだ先の話だと思っていたんですけど、あっという間に初日まできました」と振り返った。「言っていいのか分からないですけど、実は、（全ての稽古を）通したの、（きょうが）初めてなんです！」と明かし、報道陣を驚かせた。