石田ひかり「初舞台から27年がたちました」 つかこうへいさん原作舞台出演に意欲

女優の石田ひかりが、舞台「扉座版 二代目はクリスチャン ―ALL YOU NEED IS PASSION―」(10月21日初日、東京・すみだパークシアター倉)にスペシャルゲストとして出演する。

石田ひかり
石田ひかり

「二代目はクリスチャン」の主人公の「その後」演じる

 女優の石田ひかりが、舞台「扉座版 二代目はクリスチャン ―ALL YOU NEED IS PASSION―」(10月21日初日、東京・すみだパークシアター倉)にスペシャルゲストとして出演する。

「二代目はクリスチャン」は、つかこうへいさんが1985年に発表した小説で同年、井筒和幸監督、志穂美悦子主演により映画化され大ヒットし代表作の一つとなった作品。

 石田は、「二代目はクリスチャン」の主人公“シスター今日子”のその後を演じる。

 初舞台がつかさんの作品だった石田は「わたしの初舞台『飛龍伝’94』から27年がたちました。共演者の皆さんがあまりに面白くて、若かったわたしは稽古場でも本番でも(!)、本気でゲラゲラ笑っておりました。そんなわたしを見て『そんなにこれが面白いか!お前の私生活はそんなにつまらんのか!家で笑ってから来い!』とおっしゃっていた笑顔や、つかさんと過ごした全ての時間は永遠にわたしの中に存在し続けます」と回顧。

「あれから27年。つかさんの世界に呼び戻してくださった幻冬舎の見城(徹)さんに感謝します。そして、実直に演劇に向き合って来られた横内(謙介)さんの演出を通して、つかさんのセリフの中に生きられることを、とてもとても楽しみにしております。『扉座版 二代目はクリスチャン』どうぞご期待ください!」とメッセージを寄せた。

【扉座版「二代目はクリスチャン」あらすじ】
元組長の幼な妻(今日子)、20年前に抗争に巻き込まれて死んだ、組長で夫の神竜政五郎の敵を撃って、敵対組員たちを射殺、懲役20年の刑に服役、ヤクザ苦境のこの時代にあえて神竜組二代目として組を再建する覚悟で刑期を務め終え出所した今日子。元組長と出会うまでは教会に暮らす清楚可憐な修道女だった今日子。出所を待ちわびた組員達は……今日子の前に再び嵐が吹き荒れる……。

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