竹崎由佳アナ、五輪準備万端 選手のコメントやデータまとめ「自分専用ノート作ってます」

テレビ東京の竹崎由佳アナウンサーが、同局の東京五輪のキャスターを務めるにあたり、このほどENCOUNTの取材に、五輪や選手への思い、キャスターとしての抱負を明かした。同局入社前に五輪のパブリックビューイングの取材経験はあるが、五輪キャスターは初めてという。

キャスターを務める竹﨑由佳アナ【写真:(C)テレビ東京】
キャスターを務める竹﨑由佳アナ【写真:(C)テレビ東京】

初めて体験するテレビ東京の東京五輪キャスターとしての意気込み

 テレビ東京の竹崎由佳アナウンサーが、同局の東京五輪のキャスターを務めるにあたり、このほどENCOUNTの取材に、五輪や選手への思い、キャスターとしての抱負を明かした。同局入社前に五輪のパブリックビューイングの取材経験はあるが、五輪キャスターは初めてという。

「これまで働いてきて良かったなぁと思いました。リオ五輪でバドミントンの高橋礼華選手、松友美佐紀選手のペアが逆転で金メダルを取った際、パブリックビューイングの取材をしていたのですが、選手のご家族や地域の人たちが集まった会場が熱狂に包まれて一体となる瞬間に感動し、より選手の近くで、長いスパンで取材をしたいと思い、テレビ東京に入社しました。今回希望通り、東京五輪に関わることができて本当にうれしく思っています」

 抱負を尋ねると、これまで取材した選手たちへの思いを込めて意気込みを示した。

「コロナによって、練習環境も十分に確保できない中でも、選手の皆さんは『できない、ではなく今できること』を日々模索しながら鍛錬を積んできました。リオ五輪から東京五輪までの5年間、どんな思いで準備し、大会に臨むのか、それぞれのストーリーを丁寧にお伝えしていきたいです」

 五輪の感動と魅力をしっかりと丁寧に伝えるため準備にも力を入れている。

「選手それぞれのプロフィルやコメント、東京五輪での競技のルールなどをまとめた、自分専用ノートを作っています。情報ももちろん大切ですが、試合を見て感じたことを、熱量をもって伝えられたらと思っています」

 同局は7月25日午後2時から卓球・男女シングルス2回戦、7月29日午後7時50分から卓球・女子シングルス決勝、8月4日午後7時20分から卓球・男子団体準決勝などのほか、8月5日午後4時54分から空手・女子形決勝、8月6日午後5時からスポーツクライミング女子決勝などを放送する。

「特に楽しみなのは卓球です。リオ五輪では、水谷隼選手が日本卓球史上初のシングルス銅メダル、男子団体は銀メダルを獲得し、大きな注目を集めました。女子団体はロンドン・リオと2大会連続でメダルを手にしています。ベストメンバーで挑む東京五輪では、絶対王者・中国を倒し、全ての種目で金メダルを期待したいです。中でも注目しているのは、女子シングルス・女子団体・混合ダブルスの3種目に出場予定の伊藤美誠選手です。プレッシャーがかかる中でも、伊藤選手らしい変幻自在ののびのびとしたプレーで、前人未到の『3冠』を達成してほしいです」

 今もコロナ禍にある中で開催される五輪。竹崎アナは最後に「日本代表選手も、海外から参加する選手も、コロナによってさまざまな困難に見舞われたと思います。全ての選手が悔いなく、力を発揮されることを心より願っています」と全選手にエールを送った。

※竹崎由佳の「崎」はたつさき

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