話題の格闘家・金太郎が壮絶半生を激白 初めてタトゥーを入れたのは14歳 1対20の大ゲンカも

マネル・ケイプがズバリ予想 V候補は金太郎

 そんな金太郎は、大阪に拠点を置きながら今回、バンタム級JAPANグランプリへの参戦を果たすことになった。

 3月に都内で実施されたグランプリの組み合わせを決める公開抽選会で、金太郎は14番の番号札を引き当て、相手は第6代GRACHANバンタム級王者、伊藤に決定した。

「僕が選んだ選手は名前も知らないですが、でもベルトを持っているので強いんだろうなと思い選びました。とりあえず、誰が相手でも試合はぐちゃぐちゃにしてやろうと思っているんで、応援よろしくお願いします」

 そう話していた金太郎は、公開された動画でも、伊藤を選んだ理由について「どうせなら自分が知らない選手に行こうっていうか。(そのほうが)逆に怖くない」「知らないほうが自分に自信を持てる」「誰が相手でも僕のやりたいようにやるだけ。相手がどうとか関係なく勝負しようと思っています」と話している。

 一方、抽選会での伊藤は、「金太郎選手は本当に大好きな選手で試合をしたいと正直、思っていました。僕もガンガン殴り合うケンカ上等なスタイルなので、そういう試合が当日、RIZINで見せられたらと思います」と話している。

 13日に東京ドームで開催された「RIZIN.28」では、同トーナメント1回戦で、朝倉海が渡部修斗を壮絶なパウンド攻撃で下し、井上直樹がRIZINの「バンタム級四天王」の一人と呼ばれる石渡伸太郎を衝撃のサッカーボールキックでKOしたが、これに関して金太郎は「海選手の殺傷能力が強いなっていう印象と、井上選手の打撃のコンパクトさがすごい増しているなっていう。でも、ヤバいなっていう印象はないなって」と発言。その理由を「このレベルになったら紙一重やと思うんで、どの選手でも。そう思うんは当たり前やと思うんですけど、ヤバい、これとやったら負けるなって思う選手はいなかったです」と語った。

 それでも、朝倉兄弟については「実績もすごいし、それってまぐれじゃないと思うし、(その点では)差をつけられているなって思います」と率直に認めながら、「僕は自分のやるべきことをやっていこうと思っているので、そこは誰がどうとか関係なく、自分の闘いをしようと思っています」とコメント。「まずは目の前の試合に勝たなければ先が見えてこない」と結んだ。

 大きなことを言ったところで、1回戦の伊藤戦をとりこぼしてしまっては元も子もない。裏を返せば、これを無事にクリアすれば、朝倉海戦が2回戦で組まれる可能性も浮上する。

 実際、前田日明氏は、金太郎のYouTubeチャンネル「マサカリチャンネル」で金太郎と対談した際、金太郎VS朝倉海戦に触れ、「今のままだったら(金太郎が)やられちゃうかもね」と前置きしつつ、「でもね、海には弱点があるんだよ」との言葉を残している。

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