片岡鶴太郎が来年前期の朝ドラ出演 役は「沖縄県民の盾になるという男気のある人物」

NHKは15日、女優・黒島結菜が主演を務める2022年度前期の連続テレビ小説「ちむどんどん」の新たな出演者を発表した。今回はヒロイン・比嘉暢子が西洋料理のシェフを目指して上京した際に出会う東京や鶴見の人々の発表。片岡鶴太郎が暢子を見守り導く、鶴見の沖縄県人会会長・平良三郎を演じる。

「ちむどんどん」に出演する片岡鶴太郎【写真:(C)NHK】
「ちむどんどん」に出演する片岡鶴太郎【写真:(C)NHK】

黒島結菜主演の2022年度前期朝ドラ「ちむどんどん」に登場する東京と鶴見の人々発表

 NHKは15日、女優・黒島結菜が主演を務める2022年度前期の連続テレビ小説「ちむどんどん」の新たな出演者を発表した。今回はヒロイン・比嘉暢子が西洋料理のシェフを目指して上京した際に出会う東京や鶴見の人々の発表。片岡鶴太郎が暢子を見守り導く、鶴見の沖縄県人会会長・平良三郎を演じる。

 鶴太郎は「上京してきた沖縄県民のためにいろいろと世話役を担い、面倒みがよい沖縄県人会の会長。何かトラブルがあれば県民の盾になるという男気のある人物です。堅気やアウトローな面、シリアスな面、コミカルな面。さまざまな一面を持ち合わせ人生の歩みの中で、矛盾というものが出てくると思います。その矛盾をうまく結合させて生きていく術を持っている男だとうかがっております。その矛盾の結合をうまく表現する人物を演じたいと思っております」とコメントした。

 NHKは5月31日に、3週連続で新たな出演者を発表すると公表。6月1日に第1弾として母を仲間由紀恵、父を大森南朋、姉を川口春奈、兄を竜星涼、妹を上白石萌歌が演じるなど、ヒロイン・比嘉暢子の家族を発表していた。6月8日には第2弾としてヒロインのふるさとである沖縄の人々を明かしている。この日は、他に原田美枝子、高嶋政伸、佐津川愛美、中原丈雄、山中崇、長野里美、井之脇海、飯豊まりえ、志ぃさー(藤木勇人)の出演も発表された。

 主人公は沖縄に生まれ育った4兄妹の次女・比嘉暢子。沖縄の本土復帰と共に上京し、西洋料理のシェフを目指し修業をしながら青春を送る。遠く離れても家族と絆をつなぎ、大人への階段をのぼる中で故郷の料理を見直し、やがて東京で沖縄料理の店を開くため奮闘する姿を描く。笑って泣ける朗らかな、美しい家族とふるさとの物語。

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