まるで漫画のキャラクター? 顔と体のギャップが話題の筋肉女子が筋トレに打ち込む理由

ストイックなトレーニングに臨むみささん【写真:ENCOUNT編集部】
ストイックなトレーニングに臨むみささん【写真:ENCOUNT編集部】

つらいトレーニングを続ける原動力「ボディービルなしでは生きていけない」

 悔しさを原動力に大会敗戦から約1年半の間、ストイックにトレーニングに臨んだことで、体には大きな変化があった。現在は今夏の大会に向けて仕上げの体作りを行っている。現在、女子フィジークというカテゴリでのチャンピオンを目指しているが、同カテゴリーの平均年齢は50歳以上。若くして結果を残すことの重要性をみささんは語る。

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「若い内に結果を出した人がいないので、それこそ20代で日本一になったり、世界に行くことができれば、もうちょっと女子フィジークという競技を世間に広められるという思いがあります。自分と同世代の人たちもやってみようかなって思ってくれる人が増えるんじゃないかなって」

 これまでのつらかった瞬間については19年の大会前の減量と回答。「絞りが間に合わなさそうだったので、ラスト1週間は1日に卵1個で生活していました。朝に食べて、ジムへ行ってポージングと有酸素トレーニングをしてから仕事に行く。そして、夜にまたトレーニングをするという生活をしました。さすがにその時はつらかったですね」。

「もともとすごい負けず嫌いっていうのもあるんですけど、やっぱり1番は陸上競技から離れなくてはいけなかったという悔しさ。そして、応援してくれている方たちが本当に多いので、そういう方に少しでも良い結果を伝えられたらなっていうのがあります。それに、純粋にトレーニングが好きなんですよね。ボディービルって競技も本当に好きで、今はボディービルなしでは生きていけないくらい没頭しているので、好きっていう気持ちです」と、つらいトレーニングさえもやり抜く“原動力”について笑顔でみささんは語った。

「日本一、そして世界一。海外の選手がどうしても強いですが、日本人でもやれるぞ! ってところを示せたらなと思います」

 大きな目標、そして夢を達成するためにみささんはこれからもトレーニングを続ける。

□櫻井美沙季(さくらい・みさき)“みさみさ”の愛称で話題を集める27歳。現在は「株式会社 結~Musubi~」の代表取締役。2019年の大会出場を機にボディービル人生をスタート。顔と体のギャップが注目され、マハラージャン「セーラ☆ムン太郎」のジャケット写真やミュージックビデオの主演に抜てき。日々ツイッター(https://twitter.com/misamisa_1189)やインスタグラム(https://www.instagram.com/misamisa_0428_fit/)で筋トレ風景のみならず、美容やメイクなどプライベートな話題も発信している。

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