現役女子大生の鈴木美羽、“体当たり”精神で躍動 王様のブランチ新リポーターに「友達感覚」YouTube

ティーンモデルとして活躍し、女優・リポーターとしても才能を開花させる鈴木美羽【写真:山口比佐夫】
ティーンモデルとして活躍し、女優・リポーターとしても才能を開花させる鈴木美羽【写真:山口比佐夫】

「NGなし」で等身大の姿を配信 YouTube開設で新境地

 自身は小学生からティーンモデルとして、「nicola」、「Popteen」の専属モデルを務めてきた。華やかな経歴だが、特に中学生の頃は、「卑屈になって自分が嫌い」になった時期もあったという。周囲と自分を必要以上に比べ、「自分はこうならないといけない、と自分の中でハードルを上げてしまった」。撮影後に、母親に電話をしながら大泣きしたり、撮影後に編集部の前で泣いてしまったこともあった。

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 そんな自分を変えたのは、家族や友人の存在だ。「自分を大事にしてくれて好きでいてくれる人たちがいるからこそ、自分が自分を好きにならないと」。コロナ禍での外出自粛生活も一つのきっかけといい、「改めて家族はかけがえのない存在であることに気付きました」と語る。思いはドラマの演技にも生かされている。

 新境地も切り開く。今年2月にスタートした、公式YouTube「鈴木美羽のみうチャンネル」だ。現役大学生の春コーデ、リモート映えするメイク、学校用カバンの中身紹介など、「背伸びしない」姿を配信している。テーマは「友達に会っている感覚で、元気になってほしい」ということ。コロナ禍のあおりを受け、大学ではリモート授業が多くなるなど、友達を作る機会が得にくくなったことも確かだ。それだけに、同世代に向けたコンテンツも意識している。「この間、大学1年生になるファンの子がYouTubeを見てくれて、『大学モチベ上がった』とDMをくれたんです」とうれしそうに明かした。

 そして、体重まで公開したYouTubeでやりたいことは、「NGなし」と言い切る。大食いにコラボ企画での激辛ものなど、アイデアは尽きない。「体当たり系」と表現する挑戦心は、今後に目指す姿にもつながっている。普段、友人からリアクションが“オーバー”だと言われるといい、バラエティー番組出演への意欲も強い。「顔面ケーキもそうですし、ローションをかけられるのもOKです」と笑う。

 もちろん、女優としては「限りなく演技にうそのない女優になりたい」という信念を持っている。将来は番組MCにも挑戦してみたいという大きな夢を持っている。「楽しいことが大好き」と話すときに見せる、とびきりの笑顔を、もっともっと多く届けるつもりだ。

□鈴木美羽(すずき・みう)、2000年4月14日、神奈川県生まれ。小学時代からモデルを始め、「nicola」専属モデルとして“国宝級の笑顔”と人気を集め、「Popteen」専属モデルとしても活動。映画・ドラマ出演だけでなく、テレビ・ラジオでも活躍を見せている。

取材協力:micro FOOD & IDEA MARKET

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