「鎌倉殿の13人」新垣結衣、佐藤浩市、西田敏行の出演が決定 三谷幸喜作品への思い語る

西田敏行「俺が演じた後白河法皇が真実だ」三谷氏に期待

 西田は、「オファーがあってから、後白河法皇という人物に興味が湧いてきました。私なりのアタックのしかたで、一般的な後白河法皇とはイメージが違うかもしれないけど『俺が演じた後白河法皇が真実だ』、というくらいリアリティーをもって演じたい。三谷さん流のアイデアと独特のユーモアセンス、歴史観、人生観が相まった脚本になってくると思います。役者としてフィールドを広げ、堂々と受けて立ちたい」と、熱く語った。

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 また、過去の大河ドラマ出演歴について、「1年というスパンで物語をつむいでいくのは世界に類を見ないもの。そういうモノづくりの時間が日本にはまだ存在するという事実。これまでそういう矜持(きょうじ)、誇りを持って毎回スタジオ入りしてきました」と前置きした上で、「大河にはたくさん出演しましたが、どれも思い出深い。主演した『おんな太閤記』では、ホームドラマ的要素が強くて、ねねたちとファミリアを明るく演じる一方、出世とともに家族とは望まない方向にいってしまう秀吉を演じました。臨終のシーンでは原点に戻り、庭でミミズを愛でながら死ぬアイデアを提案したら橋田壽賀子さんがそのように書いて下さった。『ゴッドファーザー』の恐るべきドン・コルレオーネ、マーロン・ブランドが、孫と遊んでいる最中に庭で倒れるのと同じイメージですね。権力を手にしていくのと同時に何かを失っていくのは、今回の北条家の物語にも通じるものがありますね」と秘話を交えた。

 三谷作品については、「ステキな金縛り」などを振り返り、「アドリブもたくさん入れつつ自由にやらせてもらったので実に楽しかった。やはりそういうコメディーは彼の真骨頂だと思います」とたたえた。小栗とは、「信長協奏曲」で共演。「その時の印象は『手足の長い自由な奴!』。自分を縛り付けず、マインドを解放している自由さに好感を持ったのを覚えています。今回も期待しています」とメッセージを送った。

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