WWEレッスルマニア37 アスカが“新星”リアに敗れロウ女子王座陥落、“悪夢の祭典”に

レインズはエッジ&ブライアンとのトリプルスレットマッチを制す

 また、“女帝”こと王者アスカはロウ女子王座戦で“新星”リア・リプリーと対戦するも、激闘の末にリップタイドを食らって王座陥落した。序盤、アスカは「やってみろ! コラ」と挑発しながらドロップキック2発で攻め込むと、リアも「チャンピオンだろ! オラ」と言いながら馬乗りになってアスカを殴りつけてヒートアップ。さらにアスカがミサイルキックからスピンキック、ヒップアタックと連続攻撃をヒットさせれば、リアもドロックキックでコーナートップにいたアスカを場外に吹き飛ばしたが、負けられないアスカはエプロンでリアを捕まえるとDDTを場外に放って激しい攻防を展開。終盤にはリアがストンプ連打からプリズムトラップ、アスカもアーム・バーからアスカロックを狙ったが、最後はアスカがリアのリップタイドを食らって3カウント。アスカは悪夢の王座陥落となり、リアが新ロウ女子王者となった。

 さらに、王者ローマン・レインズ(withジェイ・ウーソ、ポール・ヘイマン)がロイヤルランブル戦覇者のエッジ、“イエス男”ダニエル・ブライアンとユニバーサル王座トリプルスレット戦で激突し、顔面へのパイプ椅子攻撃でエッジを沈めて王座防衛に成功した。序盤、3者が入り乱れた攻防を展開するも場外でジェイがスーパーキックでブライアンとエッジに襲い掛かってレインズが試合を優勢に進める。

 しかし、エッジがDDTでジェイを鉄製ステップに叩きつけて排除すると形成逆転。レインズはブライアンの顔面ストンピングからイエスロックを決められてタップ寸前まで追い込まれ、さらにエッジのクロスフェイスとブライアンのイエスロックを同時に決められてピンチに陥った。続けてレインズはエッジのスピアーを食らうもブライアンがレフェリーの足を引っ張ってカウント2で難を逃れると、終盤にはエッジが顔面へのパイプ椅子攻撃でブライアンを沈め、再び妨害を狙うジェイをスピアーで排除したが、最後はレインズがスピアーから顔面へのパイプ椅子攻撃をエッジに放つと倒れ込んだエッジをブライアンに重ねて3カウント。レインズはジェイの加勢を受けながら2人を相手に王座防衛に成功し、全世界に自身が絶対王者であることを認めさせた。

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