【ズバリ!近況】仕事ゼロから復活! タレント・森脇健児が大阪で聖火ランナーを「喜んで走る」ワケ

1990年代、バラエティー番組「森田一義アワー 笑っていいとも!」「夢がMORI MORI」やトレンディードラマ「逢いたい時にあなたはいない…」(いずれもフジテレビ系)などで活躍したタレント・森脇健児さん(54)。現在は“走り”にこだわるタレントとして、京都を拠点に活動している。4月13日には東京五輪の聖火ランナーとして大阪・枚方市内を走る予定だ。大阪の聖火リレーは公道中止の方向だが、森脇さんはどう感じているのか。聖火に選ばれたことには特別な思いがあるという森脇さんに、詳しい話を聞いた。

月間250キロも走っているという森脇健児さん【写真:稲葉訓也】
月間250キロも走っているという森脇健児さん【写真:稲葉訓也】

聖火ランナーを務めあげて五輪を盛り上げたい

 1990年代、バラエティー番組「森田一義アワー 笑っていいとも!」「夢がMORI MORI」やトレンディードラマ「逢いたい時にあなたはいない…」(いずれもフジテレビ系)などで活躍したタレント・森脇健児さん(54)。現在は“走り”にこだわるタレントとして、京都を拠点に活動している。4月13日には東京五輪の聖火ランナーとして大阪・枚方市内を走る予定だ。大阪の聖火リレーは公道中止の方向だが、森脇さんはどう感じているのか。聖火に選ばれたことには特別な思いがあるという森脇さんに、詳しい話を聞いた。

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 大阪市の聖火リレーは公道中止の方向で、僕が走る枚方もまだどうなるか分かりませんが、こればっかりは自分では何もできませんのでね。枚方は生まれ育った町。聖火ランナーを見るために沿道に人が集まり密になるから辞退する、という人もいますが、人それぞれ。いろんな意見があって当然です。僕はこの東京五輪で聖火ランナーを務めることが夢のひとつでしたから、選ばれたのは光栄だし、選ばれた以上は喜んで走らせてもらって、東京五輪・パラリンピックを大いに盛り上げたい。選手たちは人生かけてます。ぜひ成功させて、一生心に残る五輪にしてもらいたいと思っています。

ゼロから再出発・復活を認めてもらった

 僕は1998年開催の長野五輪でも聖火ランナーを務めたんですよ。大阪城公園を走りました。当時30歳で、東京の芸能界の最前線でバラエティーや、トレンディードラマや、CMや、って忙しかった頃。聖火リレーはどっかに仕事の一環、という気持ちがありました。でも、そのすぐ後に12本あったレギュラーの仕事が一切無くなって、31、32歳で関西へ戻って、またゼロからやり直すことに。しんどかったけどそこからコツコツ地道にがんばってきて、ここまできました。今回、東京五輪の聖火ランナーに選ばれたということは、そのがんばりをちゃんと見ててくれた、ということ。2019年の秋ぐらいに決まったときは、ほんまにすごいうれしかったですね。

 聖火リレー自体は200メートル走るぐらいなんですけど、今は走るのが仕事になってますから日々走り込んでます。週5、6日、月間250キロ、1日換算で10キロ前後。新型コロナウイルス感染症が広がってからは、人のいない早朝とか山へ走りに行っています。僕が住んでる京都は山がいっぱいありますから。2003年秋から18年出続けている、春と秋の年2回放送の「オールスター感謝祭」(TBS系)のコーナー「赤坂5丁目ミニマラソン」に照準を合わせて練習メニューを作っていますが、54歳の今でも、「赤坂~」出始めた頃の30代以上に走れて、まだあんまりキツイなと感じないんですよね。自分でも「オレの身体はどないなってんのか」と思うほど。“継続は力なり”“努力は裏切らない”ってことかなと思っています。

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