「カンブリア宮殿」が15周年 村上龍、多彩なゲストの深い話が「今、深く刻まれています」

テレビ東京系の人気経済番組「カンブリア宮殿」が、4月1日の放送で15周年を迎える。この4月からは放送時間が“引っ越し”。これまでの「木曜夜10時」から1時間遅い「木曜夜11時06分」に変更となる。記念すべき15周年の放送は、名だたる企業ブランディング戦略を手がけ、成功に導いてきたヒット請負人でクリエーティブディレクターの佐藤可士和が登場する。

人気経済番組「カンブリア宮殿」のMCを務める村上龍と小池栄子【写真:(C)テレビ東京】
人気経済番組「カンブリア宮殿」のMCを務める村上龍と小池栄子【写真:(C)テレビ東京】

15周年の4月1日の放送は佐藤可士和が登場 「木曜夜11時06分」に引っ越し

 テレビ東京系の人気経済番組「カンブリア宮殿」が、4月1日の放送で15周年を迎える。この4月からは放送時間が“引っ越し”。これまでの「木曜夜10時」から1時間遅い「木曜夜11時06分」に変更となる。記念すべき15周年の放送は、名だたる企業ブランディング戦略を手がけ、成功に導いてきたヒット請負人でクリエーティブディレクターの佐藤可士和が登場する。

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 同番組は「カンブリア宮殿」は、2006年4月にスタート。これまで企業のトップを始めとする多彩なゲストが登場してきた。MCで作家・村上龍の「独自の視点」を通して企業や経営者の本質に迫る、他の経済番組とは一線を画す存在となっている。また、同じくMCで女優・小池栄子の等身大の質問も、ますます冴えを見せている。誰もが知る大企業はもちろん、ユニークなビジネスで成長する知られざる企業まで幅広く取り上げ、人気を高めてきた。

 4月1日の新生「カンブリア宮殿」の番組内容は骨太だ。ユニクロ、楽天、セブン-イレブンなど、名だたる企業のブランド戦略を手がけ、成功に導いてきた日本を代表するクリエーティブディレクター佐藤可士和。最大の特徴が、企業を徹底的にヒアリングし、その本質的な価値をシンプルで明快なアイコンに集約して表現する「アイコニック ブランディング」という独自の手法だ。企業に深く入り込んでブランディングを行う可士和は、世界市場を狙うための旗艦店舗のデザインや、新型コロナウイルス禍での新たな住宅作りにも挑んでいる。アイコンの御旗のもと、強い企業へと磨き直す、知られざる可士和流改革術の全貌に迫る。

 また、15周年を記念し、3月28日午後4時から特別番組「経済大激動!丸わかりSP」~WBSが見た30年、カンブリアが見た15年~も放送される。

 村上は番組15周年にあたってコメントを寄せ、「ゲストのみなさんが深い話をしてくれました。それが今、深く刻まれています」とした。小池は「15年間、いろいろな経営者の方々のお話を聞かせていただき、きっと学んでいるものがあるはずだと信じて、日々過ごしています」と語った。

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