【愛車拝見】演歌歌手・川中美幸は大の車好き 「ふたり酒」ヒットで事務所に内緒で買った念願の車は?

ヒット曲誕生で念願の車を購入した裏話を披露【写真:荒川祐史】
ヒット曲誕生で念願の車を購入した裏話を披露【写真:荒川祐史】

「ふたり酒」大ヒットで念願のマークII購入!

 25歳のとき、“川中美幸”として出した5枚目のシングル「ふたり酒」が大ヒット。給料がアップして、26歳で念願の白のマークIIを買いました! うれしかったな~。でも、当時の事務所には内緒(笑)。というのは、それまで放ったらかしだったのに、売れたら急に大事にされ始めて、「車がほしいんです!」って言ったら、「何かあったらどうするんだ!」ってえらい怒られて。自転車に乗って青山まで行っただけでも「もしケガでもしたらどうするんだ!」って車で迎えに来られて、自転車ごと車に乗せられて家に送り返されてしまったんです。

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 若い頃は「今度は○○に乗ってみたいな」って思って、いろいろ乗っていましたね。20~30代はBMW 7シリーズが多かったです。頑丈な車だから、もしぶつけられても体を守ってくれるし、乗り換えるときに高く売れるから、とアドバイスされて。乗り心地もいいですしね。千葉の銚子にいる親戚宅とか、長野や名古屋まで出かけたりしていました。スピードは出しませんけど、首都高とかも全然平気、怖くありません。運転が好きだから、ストレス解消になるんですよね。主人と乗るときも私が運転し、主人には後ろの席で飼っている3匹の犬の面倒を見てもらっています(笑)。

オープンカーの赤いメルセデス・ベンツ SLKクラスを購入したが…

 スポーツカーに乗ったこともありますよ! 40歳の頃、赤のメルセデス・ベンツ SLKクラスに乗っていました。かわいい、ちっちゃい車でね。価格は400万円ぐらいだったかしら。オープンカーなので、母を助手席に乗せて「見て見て、ボタンひとつで開くんやで」なんて言って屋根を開けたら、「わ~はよ閉めて。まぶしい!」「暑い!」って言われちゃって。よく考えたら、私も紫外線アレルギーだったんです。運転中はいつも黒い手袋をはめマフラーを巻いて、サングラスかけているぐらいで。だから結局、屋根をオープンにして乗ったのは、1回しかなかったですね(笑)。

 運転を楽しむだけじゃなくて、車の中って閉じられた空間だから最高。集中できるんです。運転しながら、新曲や舞台のせりふを覚えたりもします。家の中では気が散るし、努力している姿を人に見られたくなくて。音楽ももちろん聴いています。ラジオ日本とかで演歌・歌謡曲を聴くほか、ジャズをよく聴いています。歌詞が英語でよくわからないから、疲れなくていいんですよね。新型コロナウイルス感染症でコンサートがあまりできなくなってからは、自分が昔歌った歌を聴き直したりもしていました。ずっと歌っていなくて忘れている曲もありますし、自分のお仕事を振り返ることができて良かったなと思います。

□川中美幸(かわなか・みゆき)1955年12月5日、鳥取県米子市生まれ、大阪府吹田市育ち。本名:山田岐味子。中学2年のとき、作詞家・もず唱平にスカウトされ73年、“春日はるみ”の芸名でデビュー。77年、現在の芸名で「あなたに命がけ」(テイチクレコード)で再デビュー。80年、「ふたり酒」が大ヒットし翌81年、NHK紅白歌合戦初出場。98年、「二輪草」がロングセラーとなり、2006年には紅白で紅組のトリを務めた。21年2月3日、デビュー45周年記念曲「恋情歌」リリース。

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