AKB48横山結衣が写真集で近づいた「自分の理想」 アイドル像を変えたのは高橋愛

ダンスでも歌唱力でもファンを魅了してきた少女が、10代最後の姿を収めた写真集で新たな光を届ける。「AKB48」チーム8・青森県代表メンバーとして13歳で活動を始め、2月22日で20歳となった横山結衣が、誕生日当日に1st写真集「未熟な光」(玄光社)をリリース。ENCOUNT編集部は、新成人となった横山に単独インタビューを行い、発売前重版も決まった注目の写真集の見どころ、アイドル・横山結衣の今後について聞いた。(取材・構成=イシイヒデキ)

「AKB48」チーム8・青森県代表メンバーの横山結衣【写真:山口比佐夫】
「AKB48」チーム8・青森県代表メンバーの横山結衣【写真:山口比佐夫】

チーム8の「よこちゃん」が20歳に

 ダンスでも歌唱力でもファンを魅了してきた少女が、10代最後の姿を収めた写真集で新たな光を届ける。「AKB48」チーム8・青森県代表メンバーとして13歳で活動を始め、2月22日で20歳となった横山結衣が、誕生日当日に1st写真集「未熟な光」(玄光社)をリリース。ENCOUNT編集部は、新成人となった横山に単独インタビューを行い、発売前重版も決まった注目の写真集の見どころ、アイドル・横山結衣の今後について聞いた。(取材・構成=イシイヒデキ)

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――ENCOUNTでは初インタビューとなります。まずは自己紹介を!

「わぁ、こったになまっちゅうばって、AKBだんず! たんげがんばるんはんで、応援してけ! 青森県から来ました、横山結衣です!」

――AKB48にはヨコヤマユイさんが2人いて、先輩の横山由依さんのニックネームは「ゆいはん」ですが、青森県出身の横山さんは何と呼ばれていますか。

「同期からは、『よこちゃん』『横山』と呼ばれることが多くて、先輩からは『よこゆい』が多いですね」

――13歳で「AKB48 Team8 全国一斉オーディション」に合格して、アイドルになりましたが、いつ頃からアイドルを夢みていたのでしょうか。

「自分ではハッキリと覚えていないのですが、幼稚園の頃から『芸能人になりたい!』『アイドルになりたい!』と周りに言っていたみたいです。小学生の時、AKB48に夢中になって、板野友美さんが推しメンでした!」

――そんな横山さんが2月22日に20歳となり、誕生日に写真集をリリース。写真集の発売が決まった際は、どんな気持ちでしたか。また、ファンのみなさんの反応は、どう感じましたか。

「メンバーとの生配信で写真集を発売することを知って、発表された直後は、どうしよう! と、ドキドキしました。ファンのみなさんは、写真集を出すという私の夢を知ってくださっていて、おめでとう! とたくさんメッセージをいただき、うれしかったです」

――今作のテーマを教えてください。

「10代の私は今しかないので、今の私を見せられる写真集にできたらと思い、撮影に臨みました。大人っぽい私は、これから見せられればなと。今作は、横山結衣のルーツをたどる写真集になっていて、制服から始まり、活発な姿でしたり、幼さ、子どもっぽさもある私が収められています」

――タイトルは「未熟な光」です。秋元康氏が考案したタイトルということですが、このタイトルについては。

「いくつか候補があったのですが、すぐにこのタイトルを選ばせていただきました。スタッフのみなさんも、どのタイトルがいいか、せーの! で指をさして、全員が一致するくらい、『未熟な光』という言葉がぴったりな写真集なんです」

――初の写真集ということで、撮影にあたって、他の方の作品は参考にされましたか。

「高橋愛さん(元モーニング娘。)や『水曜日のカンパネラ』のコムアイさん、自然体で、そこに魅力がある方の作品を見て、勉強しました。ギラギラした私というよりかは、ナチュラルな私がたくさん収められた作品になっていますね」

――1st写真集を通じて、新たな自分の発見などはありましたか。

「そうですね、うーん……。あんまりなかったかも(笑)。パフォーマンスなどでも言えることなのですが、私は自分の中で、こう見られたい、こういう自分が好きというのがあるんです。今回の写真集も、いろんな作品を参考にして、素敵と感じた雰囲気を頭の中に入れて、それにより近づけていくという感じで撮影を進めていきました。新しい発見があったというよりは、より自分の理想に近づいた感じですね」

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