【愛車拝見】元「光GENJI」大沢樹生が明かす華やかな愛車遍歴と息子や諸星和己との思い出

「2台持ちはしない」のがポリシーだそうだ【写真:荒川祐史】
「2台持ちはしない」のがポリシーだそうだ【写真:荒川祐史】

一番長く乗ったシボレーのタホではビックリの事件が!

 車に乗るのは主に仕事の際の移動と、家族で買い物とかで出かけるとき。集中できるので、駐車した車の中で台本を覚えることもあります。あと、夫婦ゲンカして、熱海に1人で逃亡するとき(笑)。長距離はあんまり運転しません。1人で気晴らしにドライブしたりもしませんね。コロナでロケ地移動とかも減ったので、この2年で走行距離はやっと1万キロいったぐらいです。

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 一番長い間乗っていたのはタホ。10年弱かな。急に四駆に乗りたくなって、タホから四駆なんですけど、タホにはすごく愛着があって、「寿命だな」と感じるまで乗り、最後は知り合いにタダであげました。このタホで初めて遠出したときは、ちょっとした事件が。東名高速道路の秦野中井インターチェンジ近くのオートキャンプ場で、まだ小さかった息子と2人でキャンプを楽しんだ帰り、大きな岩に乗り上げちゃったんですよ。昼間だったのになんでだろう……座席が高いから、下がよく見えなかったのかな(笑)。

 タイヤが空回りして、岩の上で車がクルクル回っちゃって脱出することもできない。息子は「パパ、何やってんだよ」って言うし、俺ももう笑っちゃいました。結局、キャンプ場の方に連絡し、鎖をつけて軽トラックで引っ張ってもらいました。車体の底を岩でガリガリこすっちゃったんですけど、修理せずそのまま運転して帰宅しました。基本、車のキズとかあまり気にしません。結構、雑に乗ってました(笑)。

監督作に愛車を劇用車として使用したら諸星和己が…

 タホとカイエンは、自分が監督した2本の映画「鷲と鷹」「THE ACTOR―ジ・アクター―」に、劇用車として出演させたりもしましたね。経費節減のためですけど(笑)。そうしたら、「鷲と鷹」で主演した諸星(和己)が、タホの助手席のドアを芝居で蹴り上げたもんだから、それから、そのドアを閉めるときにカタン! と音がするようになっちゃったんですよ。いや~あれは、芝居じゃなく、俺の車だから絶対にわざとやったんだと思いますね!

 でも自分も、さっき話したタホだけじゃなくて、新しい車に乗り換えるたびに、鉄柱にぶつけたりして必ず1回、大ケガさせちゃうんですよ。今のアルファードも初めての右ハンドルだから感覚がなかなかつかめなくて、購入してすぐ、事務所の近くの駐車場から出ようとして、左後ろのタイヤのあたりを大ケガさせてしまって……。保険がおりたから良かったんですけど、70万円以上かかりました。いつもこんな調子だから、これまで乗ってきた車の修理費用を全部合計したら、国産車の新車が1、2台買えるぐらいの金額になるでしょうね(笑)。

「ハンドルを握ると普段より穏やか」だそうだ【写真:荒川祐史】
「ハンドルを握ると普段より穏やか」だそうだ【写真:荒川祐史】

大沢樹生さんの車に乗ってみた!~取材者からの一言

 制限速度に満たないぐらいのスピードで安全運転、“超温厚”運転。ブレーキもアクセルも身体がほとんど揺れないほど滑らかで、「ハンドルを握ると普段より穏やか」(大沢さんのマネージャー)だとか。車内の装飾は、何度か一緒に食事をしたことのあるタレント・ガッツ石松(71)からもらった「OK牧場」のサイン入りミニチュアグローブぐらい、とシンプル。最近、車内でよく聴いているのは「LA・LA・LA LOVE SONG」などで知られる久保田利伸(58)の音楽だそうだ。

□大沢樹生 (おおさわ・みきお)1969年4月20日、東京・文京区出身。小学6年生でジャニーズ事務所入り。83年、5人組「イーグルス」でデビュー。87年、7人組「光GENJI」で再スタートしトップアイドルに。人気絶頂の94年、脱退し事務所退所。その後はソロ歌手、俳優として活動するほか、2007年には映画「怪談・牡丹灯籠 もっともっと、愛されたかった。」プロデュース。14年、「鷲と鷹」で長編映画監督デビューし、元「光GENJI」の諸星和己とW主演した。96年、女優と結婚し1男。05年離婚。08年、15歳年下の一般女性と再婚し1女。

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