俳優の中村倫也(32)らが12日、都内で行われた「エル シネマアワード2019」の授賞式に登場した。

　同賞はファッションメディア「ELLE(エル)」が主催するもので、2015年から独自の視点でその年のナンバーワンの映画を選ぶ「エルシネマ大賞」を選出。中村は今年目覚ましい活躍をした男性に贈る「エル メン賞」に選ばれた。

　今年はTBS系ドラマ「凪のお暇」、映画「台風家族」に出演するなど、大活躍だった中村は「今年は1個1個着実に、不安がいっぱいだったけど、手応えを感じた1年でした。印象的な作品が多く、生涯、財産になるような1年だったなと思います」。

「凪のお暇」については、「恋愛ドラマで〇〇関係とかあるが、それに入らないような役をやっていた。でも、今回は(三角関係の)ど真ん中で、務まるのかなという不安もあったが、街で歩いていると『観ていました』と言ってくださる方が多かった。ひとついい仕事ができたのかなあと思う。一緒にやった仲間に感謝したい」と振り返った。

　日本の映画界で輝く女優に贈る「エル ベストアクトレス賞」に女優の門脇麦(27)、、また、今後の活躍に期待したい「エル・ガール ライジングスター賞」に女優の佐久間由衣(24)、日本の映画界で輝く監督に贈る「エル ベストディレクター賞」に蜷川実花監督(47)が選ばれた。