「豆柴の大群」、過酷全国ツアーで新曲披露 クロちゃん登場でメンバーに“告白”

TBS系バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」の企画「MONSTER IDOL」で誕生したアイドルグループ「豆柴の大群」が10日、初の単独全国ライブハウスツアーのファイナル公演を渋谷 duo MUSIC EXCHANGEで開催した。新型コロナウイルス感染防止ガイドラインに沿って実施した。

ツアー公演を行ったアイドルグループ「豆柴の大群」
ツアー公演を行ったアイドルグループ「豆柴の大群」

「実力をしっかりとつけるツアー」というタイトル通りの過酷公演

 TBS系バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」の企画「MONSTER IDOL」で誕生したアイドルグループ「豆柴の大群」が10日、初の単独全国ライブハウスツアーのファイナル公演を渋谷 duo MUSIC EXCHANGEで開催した。新型コロナウイルス感染防止ガイドラインに沿って実施した。

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 2020年10月にエイベックスからメジャーデビュー。アイカ・ザ・スパイ、ナオ・オブ・ナオ、ミユキエンジェル、ハナエモンスター、カエデフェニックスの5人からなるWACK所属のアイドルグループだ。

 今回のツアーは、「実力をしっかりとつけるツアー」というタイトルの通り、全国6都市18公演(札幌公演は2月6日に振替公演)1日に3部制という過酷さと、毎公演ごとに20日に発売されるメジャー1stアルバム「まめジャー!」に収録される新曲を披露するというハードな状況下で行われた。

 ライブは本ツアーで既におなじみとなったSEとともにメンバーが登場。1曲目はアルバム「まめジャー!」のリード曲「お願いキスミー」で、豆柴の大群の魅力が存分に発揮されたキャッチーなサウンドとかわいらしい投げキッスの振り付けが印象的なダンスで会場を盛り上げてスタートした。

 続けて「ろけっとすたーと」や「サマバリ」といったクロちゃんの作詞で話題となったヒット曲を投入し、歌い出しから“豆”を連呼する「豆柴の大群-お送りするのは人生劇場-」や、BiSHなどのサウンドプロデュースを手掛けるSCRAMBLES節溢れるロックナンバー「FLASH」、メンバー全員作詞による高速ロックの新曲「MOTiON」を躍動感あふれるパフォーマンスで披露。ド派手なレーザーとともにオーディエンスのテンションを一気に上げていく。

 9曲目はミユキエンジェル作詞でアドバイザーであるクロちゃん(安田大サーカス)への感謝をつづった新曲「DADDY」を感情たっぷりに熱唱。そのままコントパートへ入ると、クロちゃん本人が登場。クロちゃんがカエデフェニックスへ告白するという「MONSTER IDOL」を思い起こさせるコントで会場を沸かせた。

 1部では「まめのうた」(11曲目)、「TO THE FUTURE」(12曲目)、2部では「LUCKY!!」(11曲目)、3部では「僕だけの回答」(12曲目)という「まめジャー!」に収録される新曲が披露された。

 2部本編最後のMCではハナエモンスターが今の現状に苦悩しつつも会いにきてくれた豆粒(=豆柴の大群のファンの総称)に対して「私達は皆さんに生きててほしいです。皆さんが、豆粒が大好きだから。私達には皆さんが、豆粒が必要です。一緒に強く生きましょう」と感謝を語り、アルバム唯一のミディアムバラード「I need you」を初歌唱し、会場の涙を誘った。

 アンコール17曲目、豆柴の大群の代表曲にして始まりの曲「りスタート」、そして結成後すぐにコロナ禍となり豆粒に会えない苦悩の中、遂に開催することができた初めてのワンマンライブ「豆柴の大群のりりスタート」で最後に披露した豆柴の大群にとっても豆粒にとっても特別な曲「大丈夫サンライズ」を歌い上げライブは終了した。

 なお、豆柴の大群のオフィシャルSNSアカウントで本公演のアフタームービーが公開されている。

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