【ズバリ!近況】44歳レースクイーンデビューした元ミニスカポリス・大原がおりが語る悔し涙を流した夜

犬のファッションブランド「Otty」を経営する実業家の顔も持つ【写真:荒川祐史】
犬のファッションブランド「Otty」を経営する実業家の顔も持つ【写真:荒川祐史】

実業家として成功の裏で悔し涙を何度も流した

 テレビのバラエティー番組の出演機会が減ったのは、今思えば、2001年に出演したミュージカルの舞台が決まったとき、5本あったレギュラーを1回、全部降板したのがきっかけだったのかな。私にとってはミュージカルに出させていただけるなんて、とても大きなことだったので、バラエティーと並行することができなかったんです。それほど気合いを入れて臨んだのに、今もみなさんが私のことを思い出すのは、深夜バラエティーに出ていた私。私にとってバラエティーは何より大きな存在だったんだ、と改めて思いますね。

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 バラエティー番組の活動が減っていた間は、ワンチャンのファッションブランド「Otty(オッティ)」を起ち上げ打ち込んでいました。子どもの頃から動物が大好きで、25歳からトイプードルを飼い、犬が好き、ファッションが好きだったことから、知り合いに高級犬服のデザインのお手伝いを頼まれたんです。それがきっかけで、15年前に「株式会社Otty’s world」を起ち上げ、犬の洋服やアクセサリーの製造、それにネット販売とペットショップへの卸しをしています。デザインをはじめ海外からの生地の仕入れ、ホームページ作成、発送、在庫管理、請求書作成……一つ一つ自分の手でやってきました。

 洋裁学校に通ったことはないので、パターン(型紙)をひく方法も独学で身につけました。「Otty」は8サイズ展開しているので、一晩かけてサイズごとにパターンをひき直した、と思ったら全部間違っていた……なんてことがあって、最初は悔しくて何度も涙を流しましたね(笑)。でも、人任せにしたくない。そして、できるまでやりたい。事業をやってみて、自分はそういう性格なんだ、ってことがよく分かりました。スタッフ2、3人を雇った時期があったり、今は母に少し手伝ってもらっていますけど、基本的に1人でやっています。

結婚願望は強いが、なぜできないかというと…

 実家が八百屋をやっていたので、私は商売をするのが好きなのかな。今、コーヒーにハマッていて、いろんなブランドのコーヒー豆を試したり、コーヒーと一緒に楽しむスイーツもあれこれ試して楽しんだりしていて、いつかコーヒーとスイーツを楽しめる店をやってみたいな、なんて思ったりもしています。

 結婚? していません。したいですよ! 結婚してダンナさんに尽くしたい。誰かいい人いませんか!? ツイッターに「大原さんと結婚したい」なんてコメントをくださる方がたまにいらっしゃるんですけど、周りにはそんなことを言ってくれる人がいなくて。面白くて、人付き合いが上手で、一緒に楽しく盛り上がれる人が理想。食べることが好きで、アウトドアが好きで、実はイケメンがいいな、なんて……何個ぐらい条件挙げていいですか!?

□大原がおり (おおはら・がおり)1976年2月17日、東京・八王子市生まれ。本名:大原香織。高校卒業後、飲食店でアルバイトをしていた19歳のときにスカウトされ、96年、“大原かおり”の名でグラビアデビュー。翌97年、深夜バラエティー「出動!ミニスカポリス」(テレビ東京)に3代目ミニスカポリスとして出演し人気獲得。バラエティー番組やグラビアで活躍した。05年、犬のファッションブランド「Otty(オッティ)」を起ち上げ、犬の洋服やアクセサリーのデザイナーとしても活動する。17年、現在の芸名に変更。20年11月、レースクイーンデビュー。

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