「劇場版ポケットモンスター ココ」(12月25日全国東宝系ロードショー)の完成披露試写会が8日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、ゲスト声優を務めた上白石萌歌と中村勘九郎、音楽担当の岡崎体育、主人公サトシ役の松本梨香、矢嶋哲生監督が登壇。トークショーを行った。

誰もがアッと驚く夢のタッグ…キャプテン翼とアノ人気ゲームのコラボが実現

　ポケモン映画23作目となる今作は、上白石が声優を務めるポケモンに育てられた少年・ココと、声優初挑戦の中村が担当したポケモン・ザルードの種族を超えた親子愛の物語だ。

　松本がサトシの声で「みんな―！　ポケモン、ゲットだぜ！」とおなじみのあいさつをすると、自身も大のポケモンファンだという上白石は「生サトシを耳にできて……すごく震えております」と大感激。いつかサトシに会ってみたかったといい、「子どもの頃からヒーローでした。私は女ですけど、目指すべき目標のような……」と憧れを語った。

　映画の公開日がクリスマス当日ということもあり、それぞれがサトシの決めセリフにちなみ欲しいものを宣言。松本が「クリスマスにみんなの笑顔ゲットだぜ！」と決めると、続く上白石は「梨香さんの回答が模範解答すぎて、私のなんかエゴイスティック……」とためらいつつも「猫との生活をゲットだぜ！」とペット願望を明かした。

　中村は「長年の夢、ゲットだぜ！」。声優をやりたかった夢がポケモン映画でかなったといい、「ザルード役で、子どもたちからの尊敬もゲットだぜ！　ゲームをやってるうちの子たちから『強いねー』って言われます」と強いポケモンとして尊敬を得られていると語った。

　出演者の中でトリとなった岡崎は「代官山に豪邸をゲットだぜ！」と現実的な夢を公言。共演者から「なんかリアルだな」「生々しい……」「もう買えそう」と総ツッコミが入っていた。