一般社団法人日本野球機構(NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)が共催するプロ野球eスポーツリーグ「eBASEBALL プロリーグ」が12月5日に開幕する。3シーズン目となる今季も厳しいプロテストを通過したトッププレイヤーたちが1球団4名のチームを結成。プロ野球同様に、セ・パ両リーグに分かれて日本一の座をかけて争う「eBASEBALL　プロリーグ」2020シーズンの注目選手を紹介していく。

　最多本塁打、最多打点の二冠に輝いた圧倒的な破壊力で巨人の日本一に貢献し、昨シーズンの最優秀選手にも輝いた舘野弘樹選手。日本一になったことで「読売ジャイアンツ」の一員であることをより実感したという。プロプレイヤーとして3シーズン目に挑む舘野に意気込みを聞いた。

　e日本シリーズが1月に終わったのに、「もう来ちゃった」という感じですね(笑)　オフシーズンに入ってからは、6月にパワプロの新作が発売されるまでは別のゲームをやっていて、全くパワプロに触っていませんでした。9月くらいから本格的に練習を再開して、今は打撃練習とフリー対戦をメインに取り組んでいます。

　僕があまりオンライン対戦をしないからかもしれませんが、今年のeドラフト会議の候補になったメンバーを見て「新しい顔が増えたな」と思いました。その中で、巨人は2019シーズンとまったく同じ顔ぶれ。「日本一になったメンバーがまたそろっちゃったけど、いいのかな」って思います(笑)

　チームではほぼ毎日、夜中にオンラインで練習をしています。去年と雰囲気も全く変わらないですね。昨シーズンはeペナントレースで優勝を逃しましたが、eクライマックスシリーズから勝ち上がって日本一になることができました。実は、e交流戦も悲惨な結果だったんです(笑)　なので、今年はリーグ優勝して、e交流戦でも優勝して、完全優勝で日本一になるのがチームの目標です。