日本テレビは12月6日午後9時放送の「金曜ロードSHOW!」で、クリスマス映画の名作「ホーム・アローン3」を放送する。

　同番組でしか見られない新吹き替え版で、国際テロ集団を相手に、撃退戦を繰り広げる主人公、8歳の男の子・アレックスの声を今回、本作で洋画声優初挑戦の寺田心(11)が演じる。その他、アレックスのママ役に戸田恵子、またお姉ちゃん役のスカーレット・ヨハンソンの声を鈴木梨央、4人組の犯罪集団は「IT/イット“それ”が見えたら、終わり。」のピエロ、ペニーワイズの吹き替えや「アナと雪の女王」のウェーゼルトン公爵の声を担当した多田野曜平ら実力派声優陣が顔を揃えた。

　さらにアレックスと共に強盗団と戦うオウム役には、ホーム・アローンシリーズ1~3で主人公の声を演じた矢島晶子が担当する。そして日本テレビからは、桝太一アナウンサー(38)が主人公のパパ役を、徳島えりかアナ(31)が空港アナウンス役と警察のオペレーター役の2役で登場する。

【主人公・アレックス役/寺田心】
――初の洋画アフレコ収録について。
「難しかったですが、初めての洋画のアフレコだったので一生懸命勉強して、一生懸命やり
ました」

――大変だったことは?
「英語のしゃべりに日本語のテンポを合わせるというのが難しかったです」

――注意したところは?
「お芝居をいつも通りやれるようにその子の気持ちになってがんばりました。お芝居は身体
で動いたり表情で表すけど、(アフレコは)声なので難しかったです」

――お気に入りのシーンは?
「最後にネズミとオウムがくるくる回転するシーンがかわいいなと思いました」

――次はどんな役のアフレコをしてみたいか?
「動物の鳴き声をやってみたいです」

――視聴者の皆様に一言。
「とにかくアレックスとネズミのドリスがとってもかわいくて。本当に『ホーム・アローン
3』は家族みんなで見られる映画だと思います。そして、あの『ホーム・アローン3』に
声優として参加させていただいて本当に夢のようです。アレックス君の奮闘と僕の初めて
の吹き替えの奮闘をお楽しみいただけたらありがたいなと思います!」

【主人公のパパ・ジャック役/桝太一(日本テレビアナウンサー)】
「誰もが知っている映画のアフレコということで緊張しています。パパ役ということで普段
のリアルパパのつもりでやればなんとかなるんじゃないかという思いで臨みました」

【空港アナウンスと警察オペレーター役/徳島えりか(日本テレビアナウンサー)】
「私は2役ありまして、警察オペレーターの方は緊急通報を受けてのセリフなので、緊迫感
を表現することを意識しました。空港アナウンスは、ちょうど空港に行く機会があったの
で、アナウンスに耳をすませてイメージを膨らませました」