AKB48の16歳がヘアドネーションに参加 「何かできることはないか考えた」

ロングヘアーがチャームポイントだった【写真:(C)AKB48】
ロングヘアーがチャームポイントだった【写真:(C)AKB48】

AKBをもう1度、紅白歌合戦のステージへ

 AKB48のメンバーとしても、グループの未来を照らす存在になりたい。16年12月の劇場公演デビューから、まもなく4年。昨年9月には正規メンバーに昇格し、現在はチームAメンバーとして活動している。今年は、新型コロナの影響で活動する機会が少なかったが、「リモートという形でファンのみなさんとコミュニケーションをとることができて、貴重な経験になりました」と前向きな気持ち。

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 3月にリリースされた「失恋、ありがとう」で山内瑞葵がセンターを務めるなど、道枝の同期である16期生の活躍が目覚ましい。同期たちの活躍については、「同期が次世代メンバーとして音楽番組に出演しているのを見て、刺激を受けています」と目を輝かせながら語った。道枝個人としては現在、横浜市都筑区消防ポスターのビジュアルを務めており、さらなる活躍に期待が高まる。

 12月8日にAKB48は、劇場オープン15周年を迎える。今年の周年記念劇場公演は、メンバー1人ひとりが歌いつなぐ、ソロ歌唱メドレー形式で実施され、先日行われた事前抽選の結果、道枝の歌唱曲は、大先輩・小嶋陽菜が48グループの名物スタッフ・北川謙二氏と歌ったデュエット曲「2人はデキテル」に決定した。

「曲が決まった時、実は『禁じられた2人』という曲と勘違いしていて、改めて楽曲を聞いたら違う曲でびっくりしました(笑)。1人でステージに立つと思っていたので、緊張していましたが、スタッフの郡司さんとデュエットすることになったので、少し安心しました!」

 15周年記念劇場公演への意気込みを聞くと、「映像を見たら北川さんが髪の毛をピチッとさせてタキシードを着ていて、なんだかツボにハマって笑ってしまったので、本番中に郡司さんを見て、笑ってしまわないように、しっかり練習をして当日を迎えたいです」と笑顔を見せた。

 今月、NHK紅白歌合戦の出場アーティストが発表され、AKB48は13年連続出場を逃した。紅白歌合戦という舞台を経験したことがない彼女は、「今年こそ紅白選抜になって、出演したいという思いがありました」と悔しそうに語ったが、すぐに「来年は、絶対に出れるように! という新しい目標ができました。私たちの世代で、もう1度、紅白歌合戦のステージにたどり着きたい」と力強く宣言してくれた。

 誰よりも心優しいアイドルが、AKB48として、アイドルとして、今、何ができるのか考え、導き出した答えは、たくさんの人に喜びと幸せをもたらす。16歳の道枝の言葉は、優しさがあふれていた。

□道枝咲(みちえだ・さき)、2003年12月20日生まれ、神奈川県出身。16年にAKB48第16期生オーディションに合格し、12月8日の劇場公演でお披露目される。19年9月にチームAの正規メンバーに昇格。今年、新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組むすべての人にエールを送るために制作された配信限定シングル曲「離れていても」に参加。11月には、神奈川県横浜市都筑区都筑火災予防協会の火災予防ポスター起用が発表された。

 AKB48は11月23日に、メンバー総勢100人が参加する史上最大規模のアイドルe運動会「AKB48 e運動会 ~離れて強くなったもの、は本物。~」を動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」にて開催。12月8日には、AKB48劇場オープン15周年を迎え、劇場15周年特別記念公演を開催。今年は、14年間で発表したAKB48楽曲の中から「厳選した98曲」をメンバー1人ひとりが歌い繋ぐ「ソロ歌唱メドレー」の形式で実施される。

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