アイドルグループ「SKE48」に所属し、チームKIIリーダーとして活動する大場美奈(28)が、18日に2nd写真集「答え合わせ」(小学館)をリリースする。単独インタビューの後編では、彼女のグラビア活動、SKE48後輩メンバーへの思いについて、たっぷり語ってもらった。

　2009年にAKB48第9期研究生オーディションに合格し、同年11月15日に劇場公演デビューを果たした大場は、デビュー当時からグラビアメンバーとしても注目を集めた。そんな彼女が初めて写真集をリリースしたのは意外にも最近で、昨年8月のことだった。もともと写真集を出したいという気持ちはなかったというが、2年前、心境の変化があったことを明かす。

「乃木坂46さんのメンバーがソロ写真集を出していて、よくよく考えたらSKE48は限られた人しか出していないと思ったんです。そのことを意識し始めたときは、惣田紗莉渚が出して、だーすー(須田亜香里)がやっと出して。だーすーでも1st写真集なんだ、と思いましたね。その前を見ても、おじゅり(松井珠理奈)、玲奈さん(卒業生の松井玲奈)、ちゅり(高柳明音)は出していましたが、意外と少ない。そう考えた時に、『私は写真集を出せる人になりたい！』と決意したんです。きっかけは、だーすーの写真集です！」

　大場がデビューした当時は、前田敦子、大島優子、渡辺麻友、篠田麻里子ら「神7」を中心に48グループのメンバーが雑誌グラビアを席巻していた。グラビアの難しさを感じることもあったが、先輩たちの背中を見て自分の答えを導き出した。

「劇場公演もそうなんですが、普通にしていれば『神7』のようになれると思っていたんです。でも、ある時、先輩たちがそれぞれ、自分だけの色をつけて、いろんな表現をしている、ということに気がつきました。グラビアもそうなのかなと。ファンの方は、全部かわいいと言ってくださるけど、私を推していない人に、いまいちだな、と思われてしまったらもったいない。世に出るものなので、納得がいかないものは嫌。すべてが自分の評価につながるから」