AAA宇野実彩子独白 新曲で描いた本音の恋 痛みも毒もある「心と心のぶつかり合い」

宇野はボーカリストとしてこれまでとは違う新たな表現を追求した
宇野はボーカリストとしてこれまでとは違う新たな表現を追求した

こんな時代だからこそ後悔なく、自分の伝えたいことを作品として残したい

 そんな痛みや毒を言葉として出し続ける歌詞の最後は「ダメとわかってたのに なぜ、愛するんだろう…」。同じ過ちを繰り返してしまう呪縛ともとれる悩ましい言葉で締めくくられている。

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「別れた後って、こうしておけばよかったとか反省ポイントがあったりするんですが、結局好きになったら盲目になって心を使っちゃう。恋愛の意地悪なところなんですが、でもそれってちゃんと好きになった証で、思い切り向き合って好きになったら繰り返しちゃうよねって。そんなことを伝えたかったんです。本当の恋愛って心と心のぶつかり合いだと思うんです。だから全然うまくいかないこともあるし、反対に奇跡みたいなビックリするような幸せや見えない幸せみたいなものが起こったり。その分、傷つき方も半端なくて、そういう必死に心を遣って本当のことを知ろうとするから繰り返しちゃうんじゃないのかなって」

 宇野は、新曲の世界観を作り上げるため、ボーカリストとしてこれまでとは違う新たな表現を追求した。

「今までたくさんレコーディングをしてきた中で、これまでタブーだと思っていたレコーディングのやり直しを今回初めてやりました。別れた直後で声にもならなくて、泣き疲れて、震えるような声、すごく繊細な、歌にもならないような気持ちを歌にするってどういうことなんだろうって。それに向き合った時、世界的にいろんなことが起こっていて、日々いろんなことが変わって、音楽も聞き方とかエンターテインメントもすごく変わって難しい中で、この曲をとにかく自分の中で後悔なく、自分の伝えたいことを伝えたい温度で繊細に作品として残したいと強く思ったんです。繊細なバラードを作りたかったから、アレンジも変えて納得いくまでやり直しました」

 レコーディングをやり直すうえで参考にしたのが、撮影したMVだったという。

「MVを撮り終わった後にレコーディングし直したんですが、それを見ながら振り返って自分の心と向かい合い、声にならない声を歌にしました」

(後編に続く)

□宇野実彩子(うの みさこ)1986年7月16日生まれ。2005年、男女混合パフォーマンスグループ「AAA(トリプル・エー)」でデビュー。同9月14日にシングル「BLOOD on FIRE」をリリース。同年末、「第47回輝く!日本レコード大賞」最優秀新人賞受賞。18年2月14日、ソロデビューシングル「どうして恋してこんな」リリース。女優としてNHK 朝の連続テレビ小説「瞳」(08年)、「梅ちゃん先生」(12年)をはじめ、映画、舞台でも活躍。

□山田裕貴(やまだ ゆうき)1990年9月18日生まれ。第74回文化庁芸術祭賞新人賞受賞。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020 ニューウエーブ賞受賞。

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宇野実彩子
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山田裕貴
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