尾上松也、『八つ墓村』完成度に大満足 試写後に監督と思わず握手「なかなかそういう映画に出会ったことなくて」
歌舞伎俳優の尾上松也が18日、都内で行われた映画『八つ墓村』初日舞台あいさつに、奥智哉、堀田真由、滝藤賢一、清水崇監督と共に登壇。完成した作品への満足度の高さから、試写後に清水監督へ思わず握手を求めたことを明かした。

新たな金田一耕助を体現「決して完璧じゃないところが面白い」
歌舞伎俳優の尾上松也が18日、都内で行われた映画『八つ墓村』初日舞台あいさつに、奥智哉、堀田真由、滝藤賢一、清水崇監督と共に登壇。完成した作品への満足度の高さから、試写後に清水監督へ思わず握手を求めたことを明かした。
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ミステリー界の巨匠・横溝正史による同名小説を完全新作映画化した本作。シリーズ累計発行部数5500万部を超える横溝作品の中でも屈指の人気を誇る『八つ墓村』が、名探偵・金田一耕助の初登場から80周年という節目に新たに映像化された。『呪怨』シリーズなどで知られる清水監督がメガホンをとり、尾上が金田一耕助を演じる。
この日の舞台あいさつでは、登壇者が後方の客席から桜の花びらをまきながら登場。ステージに上がった尾上は「皆さんに見ていただく日が来たということで、本当にうれしく思っています」と笑顔であいさつした。
撮影は昨春、岡山、京都などで1か月以上にわたって行われたという。「そのことを思い出しましたし、僕自身も見たことがないようなシーンもあって」と回想。完成後の試写では「いち観客として楽しめました」といい、「たくさんの方に見ていただけるということでワクワクしています」と公開初日を迎えた喜びを口にした。
その満足度は、思わず行動に出るほどだったという。試写を見終えた尾上は清水監督のもとへ向かい、握手を求めたと明かし、「なかなかそういう映画に出会ったことなくて、握手をしに行ってしまいました」と告白。すると清水監督から「過去作に問題があるんじゃない?」とツッコまれ、尾上は「やめてください!」と苦笑いを浮かべた。
劇中では、新たな金田一耕助像を体現。役作りを振り返り、「金田一耕助のイメージを『これまでにない』っていうのを監督と話したら、『これまでにない』というお話だったので、皆さんが持っているイメージする癖とか、服装は根本から変わっていました。そこからヒントをもらってイメージをさせていただきました」と説明した。
演じたことで、その魅力も再発見したようで、「やっぱり決して完璧じゃないところが面白いなと」と切り出し、「探偵の主人公って完璧で頭脳明晰で、比較的物おじしない人が多いですが、金田一耕助はおびえるし、今回は諦めモードにもなります。1回放り投げてますから」と紹介。「なかなかなくて、人間らしくて好きだなと思いました」と語った。
撮影で特に印象に残っているのは、金田一が辰弥(奥)と出会い、美也子(堀田)の運転する車で八つ墓村へ向かう序盤の場面。「道中が怖くて、お面があちこちにセットされていたんです。その中を走っていくのは怖かったです」と振り返った。
さらに「キャストの方も随所にいて、僕らが通っているのをにらんでいて異様な感じで、『ヤバいところに来たな』という感じはありましたね」と、八つ墓村へ足を踏み入れる金田一と同様の不気味さを撮影現場でも味わったことを明かした。
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