5階級上の海外戦士が一撃で失神、ONEに誕生した現役高校生の“怪物候補” 明かした大会3日前の緊急オファー「誰でもいいんでやりたい」

アジア最大の格闘技団体「ONE Championship」に新世代の怪物候補が誕生した。第2試合に登場したWBCムエタイ世界ミニマム級王者・安部焰(ほむら)(18=エイワスポーツジム)は、トゥアキアオ・ウォーワンチャイ(29=タイ)に1R・2分2秒で衝撃のKO勝利。一撃で会場を熱狂させた現役高校生は、会見で興奮気味に試合を振り返った。

KO勝利を飾った安部焰【写真:(C)ONE Championship】
KO勝利を飾った安部焰【写真:(C)ONE Championship】

ONE初参戦でKO勝利の安部焰「めちゃくちゃ緊張しました」

格闘技イベント「ONE SAMURAI 3」(12日・神奈川・横浜BUNTAI)第2試合 ONEストロー級ムエタイ3分3R

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 アジア最大の格闘技団体「ONE Championship」に新世代の怪物候補が誕生した。第2試合に登場したWBCムエタイ世界ミニマム級王者・安部焰(ほむら)(18=エイワスポーツジム)は、トゥアキアオ・ウォーワンチャイ(29=タイ)に1R・2分2秒で衝撃のKO勝利。一撃で会場を熱狂させた現役高校生は、会見で興奮気味に試合を振り返った。

「左フック当てた時の感触が今でも残っているので。この感触はちょっと病みつきになりますね」

 タイ戦士を文字通り“粉砕”した。フェイントから左フック一閃。被弾したトゥアキアオは、そのまま意識を失ってリングに倒れ込んだ。ロープによじ登り、熱狂する会場を手慣れた様子で煽る18歳。怪物ぶりを感じざるをえなかった。

 突然、巡ってきた大舞台だった。当初参戦予定だった、同門の品川朝陽がメディカルチェックを不合格。「水曜日ぐらいにこの試合のオファーをもらって、自分の通常体重が55キロで、適正階級がミニマム級とライトフライ級。今回ストロー級で5階級ぐらいアップの試合だったんで怖さはあった」と緊急参戦の心境を明かした。

「足の太さだったりとか、腕の太さだったりとか、体の分厚さとか、自分より倍ぐらい違うなと感じましたね」とリングで対峙した実感を口にしたが、体格差を感じさせないパフォーマンスで、一気にファンの心をつかんだ。

会見で心境を語った【写真:ENCOUNT編集部】
会見で心境を語った【写真:ENCOUNT編集部】

 安部は、24年6月に16歳の若さでプロムエタイデビュー。タイでキャリアを積み重ね、キャリア無敗の戦績で、昨年10月にはWBCムエタイ世界ミニマム級のタイトルを獲得した。

 現在は、名門・エイワスポーツジムで日々トレーニングを積んでいる。「会場入りした時は、半端じゃないほどみんなピリピリしてて、めちゃくちゃ緊張しました」と高校生らしい一面ものぞかせたが、今後について問われると「言われたオファーは全部受けて、誰でもいいんでやりたいですね。とにかく強くなりたいです」と引き締まった表情でコメントした。

「色んなベルトも取りたいですね。それこそ階級が上がってきて、(吉成)名高くんのアトム級が返上とかされたら狙っていきたいと考えています」と早くもベルト獲りを堂々宣言。恐れを知らない現役高校生は、写真撮影を終えると、飄々とした表情で会見場から去っていった。

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