酒井美紀、舞台で「特攻の母」役 映画『ひめゆりの塔』以来の戦争もの「伝承していくという大きな役割がある」
俳優の酒井美紀が10日、都内で行われたアース製薬presents舞台『Mother~特攻の母 鳥濱トメ物語~』の取材会に出席。本作の見どころを語った。

舞台『Mother~特攻の母 鳥濱トメ物語~』
俳優の酒井美紀が10日、都内で行われたアース製薬presents舞台『Mother~特攻の母 鳥濱トメ物語~』の取材会に出席。本作の見どころを語った。
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本作は、鹿児島県南九州市知覧町郡に実在した「富屋食堂」を舞台に、特攻隊員たちから“母”と慕われ、戦後「特攻の母」と呼ばれた鳥濱トメの半生を描いた物語。鳥濱トメの目線で、当時を忠実に、そしてドラマチックに表現し、その時代を生きた若者たちの人間模様や想いを映し出す。本作品のプロデューサーはお笑いコンビ・ペナルティのワッキーが務め、自らも警察署長役で出演する。
主人公・鳥濱トメを演じる酒井はオファーを振り返り、「あまり戦争ものはやったことがない。デビュー当時、16歳の時に『ひめゆりの塔』(1995年)という映画をやって以来。役者、演劇というものは、みなさんに伝承していくという大きな役割があると思っています」とコメント。
「いろんなお芝居もありますけど、そういった中で歴史的な史実のものをやれるチャンスがきた。それもひとつ、自分の役者人生の中でとても大きい。今『ハリーポッター』もやっていて、ファンタジーもあるのですが、こういったものも歴史の内容のものも伝えていく。それが今できることがとても幸せです」と思いを伝えた。
ワッキーが「今日はハリーポッターの衣装で来ているんですか?」と服装をイジると、酒井は「杖が似合いそうな衣装ですけど」と笑顔。ワッキーは「魔法使いのハーマイオニーから食堂のおばちゃんまですごい振り幅です」と絶賛した。
過去に酒井とワッキーは舞台『めんたいぴりり』で共演。ワッキーは酒井をオファーした理由を「前は浅香唯さんがトメさんを演じて、それも僕が声をかけさせていただいた。共通するのはトメさんみたいな人なんです。トメさんは誰からも愛されて、誰も平等に見てくれる。僕はそういう方じゃないとトメさんをやってもらいたくない。なぜキャスティングしたかというと、そういう方だからです」と説明した。
10月21日から25日の期間、東京・品川のシアターHにて全8回公演を予定。取材会には、新キャストの松本明子、脚本・演出の藤森一朗氏も出席した。
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