稲川淳二、お化けは「決して悪くない」 “お化け”と“妖怪”…独自の解釈を披露

怪談家の稲川淳二が9日、都内で行われた「稲川淳二の稲川芸術祭×渋谷Spongeコラボイベント」に、ピアニストの西村由紀江とともに登壇。“お化け”と“妖怪”の違いについて独自の解釈を語った。

イベントに登壇した稲川淳二【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した稲川淳二【写真:ENCOUNT編集部】

「化けたね」は褒め言葉

 怪談家の稲川淳二が9日、都内で行われた「稲川淳二の稲川芸術祭×渋谷Spongeコラボイベント」に、ピアニストの西村由紀江とともに登壇。“お化け”と“妖怪”の違いについて独自の解釈を語った。

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 同イベントは、稲川が2021年から続けているパラアート(障害者アート)の祭典「稲川淳二の稲川芸術祭」と、渋谷の若者文化の共創拠点「Sponge」によるコラボ企画。この日は「たのしいおばけ!ゆかいなおばけ!」をテーマに、パラアーティストと渋谷の若者によるアートワーク・セッションが行われた。

 イベントにちなみ、“お化け”と“妖怪”はどのような関係なのかと質問が飛ぶと、稲川は「私ね、お化けって、例えばですよ」と切り出し、俳優を例に説明。「芸能界で、例えば女優さんがすごくいい芝居をして変わることがあるんですよ。そうすると『化けたね』って言うんですよ」と語った。

 そこから「お化けって決して悪くないんですよ」と稲川。一方で、「妖怪っていうのは陰湿でね、つかみどころのないような恐怖。これが妖怪なんですよね」と両者の違いを表現した。

 もっとも、稲川にとっては共通する魅力もあるという。「でも、どちらも私に言わせると、不思議な世界。やっぱり興味をそそる、好奇心をそそる、そんな世界の存在ですよね」と持論を展開。改めて「お化けは決して悪くないですよ。化けるっていうことは、悪いことではないと思うんですよね。でも妖怪はちょっと違う」と説明した。

 そして最後は自身に話を重ね、「私もだんだん、これから来年80を迎えて、少しずつ妖怪になっていこうと思ってるんですけどね」とニヤリ。79歳の怪談家らしいユーモアで締めくくった。

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