「アンディっておっさん弱い」大乱闘の“伝説の喧嘩師”、BreakingDownで衝撃予告 顎にプレート「触らんようにしてあげた」

格闘技エンターテインメント「BreakingDown21」(19日、北海道・真駒内セキスイハイムアリーナ)で、アウトレイジ森脇とベアナックルルールで激突する“伝説の喧嘩師”アンディ南野が、大阪ミナミの路上に刻んだ“人文字”再現を予告した。オーディションで髪をつかみ首を絞める大乱闘の末、白いタンクトップをズタズタに引き裂かれたアンディは、身長11センチ高い森脇は、格好の獲物だという。

35キロ減に成功したアンディ南野【写真:本人提供】
35キロ減に成功したアンディ南野【写真:本人提供】

顎にプレート「触らんようにしてあげた」

 格闘技エンターテインメント「BreakingDown21」(19日、北海道・真駒内セキスイハイムアリーナ)で、アウトレイジ森脇とベアナックルルールで激突する“伝説の喧嘩師”アンディ南野が、大阪ミナミの路上に刻んだ“人文字”再現を予告した。オーディションで髪をつかみ首を絞める大乱闘の末、白いタンクトップをズタズタに引き裂かれたアンディは、身長11センチ高い森脇は、格好の獲物だという。

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 きっかけはオーディションでの森脇のひと言だった。

「やりたい人が隣におるんすよ」

 腕を組みながらふてぶてしい目線が隣に着席していたアンディに向けられた。

 会場からは、「アンディさん、なめられてますね」と声が飛ぶ。

 交わした言葉が乱闘の合図だった。

「なんや持ってんの」

「おにぎり。あげるわ」

 アンディは手にしていたおにぎりを森脇の顔面に投げつけた。さらに背後に飛び乗りチョークスリーパーで絞め上げる。乱入してきた大阪の村長とも一触即発となり、気づけばトレードマークの白いタンクトップはズタズタに破かれていた。朝倉未来の指示で、ベアナックル(素手)による対戦が緊急決定した。 

 アンディは昨年9月、“北九州最強の喧嘩自慢”松井健に引き分けて以来のBreakingDown参戦。一方、ビジネス番組『令和の龍』に出演し、実業家としての顔も持つ森脇は、6月の大阪の村長戦で顎を骨折して以来の再起戦となる。

 39歳の森脇に対し、アンディは47歳。さらに大きな違いは、対格差だ。

「身長で11センチ、体重で15キロかな。向こうのほうが大きいです」

 アンディを見下ろすような森脇は、威圧感を漂わせている。

 こと格闘技において、対格差は大きな影響を及ぼすものだ。

 だが、アンディにとっては、逆だという。

「いや、でかいほうがいいっすね。相手がでかければでかいほうがいいです。自分よりでかいやつをどつくために、強くなろうと思ってたんで」

 地元・大東市で中学時代から数々の伝説を持つアンディ。そのけんかは弱いものいじめとは違い、たった1人で暴走族狩りに挑むなど、常に強い相手を探して獲物を探す毎日だった。

「でかいやつって何してもいいっすよね。僕好きなのが、工事現場のでっかいモンスター重機みたいなやつで。コマツの。やっぱり、大きい山、富士山とか見ても見るだけでも『おお』とか思うし、格闘技やったら、その大きいものをまたつぶして、そいつが自分の足元に倒れるっていうのは、これほんま男のロマンですよ」

 一方、相手が長身の場合、別の意味で、気をつけなければいけないこともあるという。

「街中のけんかででかいやつ倒す時に気をつけなあかんことがあって」と付け加えたのが、フィニッシュ時だ。

「これ僕絶対心がけてるんやけど……心がけてるっていうか、今は街中で人をどついてないけど、身長高い、でかいやつほどガチーンとどついたら体もでかいから倒れる時に地面に頭打つんですよ。相手の気絶するか、ボーンと倒れる時に、必ず頭の後ろにかばい手入れてあげるんですよ。自分でどついといて、そおっと倒してあげるっていう」

 相手の背が高ければ、落差がある分、コンクリートなどで後頭部を強打する危険が高まる。それを防ぐというわけだ。

 若かりし頃のエピソードも明かした。

ダイエット前のアンディ南野【写真:本人提供】
ダイエット前のアンディ南野【写真:本人提供】

「アンディっておっさん弱いし口だけやし」

「よくミナミで、相手何人か多勢対一でやる時は、ガチーンと倒す、かばい手入れる。で、次のやつどつく、また気絶する。そいつは1人地面に倒れてるから、その上に、あんまりかばい手入れんでもポーンと放れるんですよ。それが、『人』っていう字みたいになる。次どついたやつはまた新しい『人』っていう字の第一画目になって、4人目いったら『人』っていう漢字が2つでき上がっていくんですよ」

 衝撃的なシーンは札幌で再現される。

「アウトレイジ森脇との試合では、僕がかばい手入れて後頭部へのダメージはしっかり守ってあげる。まあ、顔のフロント部分はぐちゃぐちゃになると思いますけど、後頭部はしっかり守ってあげます。まー、試合の後はアウトレット森脇に改造してやりますよ!」

 ベアナックルのルールも、けんか師にとってはもちろん望むところだ。

 BreakingDownではまだ勝利がない。昨年7月のデビュー戦はわずか4秒でマットに沈んだ。

「アンディっておっさん弱いし口だけやしどうのこうの」

 オーディションの控室で森脇が“陰口”を言っているという情報を耳にした。アンディにリスペクトを払いつつも世代交代を宣言した森脇に、中年の意地で見返す準備はできている。人生初のダイエットで体重は35キロ減り、肉体は研ぎ澄まされた。

「アウトレイジ森脇はかわいそうやなと思います。オーディションの時も、まだ顎にプレートが入ってたみたいで。だから、乱闘になっても、できるだけ顎は触らんようにしてあげたんですけど、当日は治ってるやろうからまた同じことになるでしょうね」

 アンディは、静かに言い切った。

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