【RTU】メン・ボーが明かした万智の攻略法「日本の女子は柔道スタイル」 首投げを完全対策

格闘技イベント「Road To UFC アジア」(28日、中国・上海オリエンタルスポーツセンター)の女子ストロー級準決勝で、メン・ボー(30=中国)は日本の福田万智(23=フリー)から2-1の判定勝ちを収め、決勝進出を果たした。

決勝進出を果たしたメン・ボー【写真:ENCOUNT編集部】
決勝進出を果たしたメン・ボー【写真:ENCOUNT編集部】

テイクダウンを完璧に読み切る

 格闘技イベント「Road To UFC アジア」(28日、中国・上海オリエンタルスポーツセンター)の女子ストロー級準決勝で、メン・ボー(30=中国)は日本の福田万智(23=フリー)から2-1の判定勝ちを収め、決勝進出を果たした。

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 グラップラーの万智にボー陣営が用意した戦術は「スタンドメイン」だった。しかし1R開始早々の万智の猛烈な突進によって、その計画はあっけなく崩れ去ったという。さらにテイクダウンのフェイントでもペースを乱されたという。

「あの突進で自分の戦術を忘れてしまい、再調整する時間もないまま試合の流れに沿って進めるしかありませんでした。2Rにはずっと組み合っていたため、お互いに打つ手がなくなっていました。私の前腕も腫れ上がっていたほどです。万智は本当に強靭なアスリートでした」

 勝負の分かれ目となったの3Rと分析。ボーは万智のバックボーンである「柔道」の特性を完璧に読み切っていた。

万智を完全攻略した【写真:(C)Zuffa LLC/UFC】
万智を完全攻略した【写真:(C)Zuffa LLC/UFC】

 3Rに入ると、打撃でプレッシャーをかけながら、相手のテイクダウンを的確に切って主導権を握った。その背景には、日本の女子ファイターに対する徹底した分析がある。

「日本の選手のスタイルは、おそらくみんな柔道のスタイルなんです。私が側面に回った時、フェイントの首投げのように頭を抱えて投げる動きをしてくることは分かっていました。日本の女子選手の柔道の伝統は大部分がこのスタイルなので、私を大きく投げてくるだろうと的を絞って練習していました」

 日本人特有の投げ技を徹底して封じ込めたことが、スプリットとなった判定の結果を大きく左右した。事前の入念な対策と、ケージの中で見せたベテランならではの修正力が光る一戦。UFC契約まであと1勝。ボーはいまだに成長を続けている。

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