中川翔子、不登校だった中学時代「今でも思い出すと胸が痛くなる」 母となった今も向き合う
歌手でタレントの中川翔子が24日、都内で行われた「不登校生動画甲子園2026」授賞式に審査委員長として登壇。不登校を経験した10代から寄せられた作品を審査し、自身の中学時代を振り返るとともに、母となった現在の思いを明かした。

母となり考える「子どもたちが学校のことで悩んだ時にどう接したらいいのかな」
歌手でタレントの中川翔子が24日、都内で行われた「不登校生動画甲子園2026」授賞式に審査委員長として登壇。不登校を経験した10代から寄せられた作品を審査し、自身の中学時代を振り返るとともに、母となった現在の思いを明かした。
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今年で4回目を迎えた「不登校生動画甲子園」は、TikTok上での自己表現を通じ、不登校当事者の思いや経験、見つけた居場所などを発信してもらうことを目的とした動画コンテスト。TikTok Japanと認定NPO法人カタリバが連携して実施しており、今回は「わたしが見つけた居場所」をテーマに、全国から1分以内の動画を募集した。
2023、24年にも審査委員長を務めた中川は、今年も同役に就任。イベント冒頭、中学時代に不登校だったことに触れ、「学校のことを考えると胸が苦しくなって悩んでばかりいたんですけれども、学校に行けなくなった時間に見つけた好きなことが、今、そして未来の夢だったり、生きる力になって」と回顧。「あの時代、あの時間があったから、この人生になったんじゃないか」と振り返った。
さらに「今、母にもなったので、親としてこれから子どもたちが学校のことで悩んだ時にどう接したらいいのかなと、そういうことも今考えています」と母親としての思いも口にした。
続けて「この不登校生動画甲子園は本当に素晴らしいクリエイトをしてくれる子どもたちがたくさん出てきてくれています」と語り、「この動画を作るという勇気にも本当にリスペクトですし、素敵な作品に出会えることを今日はとても楽しみにしています」と期待を寄せた。
その後、ファイナリストによるスピーチが行われると、中川はそれぞれの作品に触れ、「皆さん、やっぱり全然個性がそれぞれ違って、その人生じゃないと見えない色をちゃんと作ってくれていることにびっくりしますね」と感嘆。「言葉の選び方だったり、映像の切り取り方だったり、実際に自分のリアルな声を使ったと思ったら、AIと人類が仲良くなった今年を感じるものもあるし。いろんな見方ができるので、みんな優勝なんですよ。どうしたらいいですか?」と審査に頭を悩ませた。
さらに、作品について「余韻というものがものすごいですよね」といい、「大人になった今も『あの頃の続きだな』というのはすごく感じるんですけど、こんなに年月を重ねても、またハッとさせられるんですよね」と自身の経験を重ねながらコメント。「そう考えると、不登校の時間に得られるものって、とんでもない未来が詰まっていたんですね。それを切り取ってくれているというのは、本当にすごいことだと思います」と思いを込めた。
最優秀賞や優秀賞などを発表した後、中川は「私自身も最初に『もう今日、学校に行かない』って決めた瞬間は、今でも思い出すと胸が痛くなったりします。『こうなったら自分はどうなるんだろう?』って先のことを考えたり、今の自分と向き合うことって本当に怖くて、痛くて、つらくて」と当時の心境を回顧。
その上で「もしみんなみたいにキラキラして、普通に活動して、部活に行って青春していたら、この人生じゃなかったと思うと、『あの時間には意味があったんだな』って徐々に気づけたのが20代半ばだったり、なんなら最近だったりするんです」と吐露した。
最後に「これからも皆さんの心、言葉が、たくさんの人を救う大きな原動力になると思います。すべての子どもたちが笑顔になれるきっかけに、きっと皆さんの言葉や生き方がなると思いますので、これからも応援し続けていきたいと思います」とエールを送り、「不登校の時代が苦しかったことが、きっと意味がある」と力強く呼びかけた。
なお、同アワードでは、chocochandao、ゼロスクール広報部、阪大、ムッちゃんが優秀賞を受賞。coco.112025が最優秀賞に輝いた。
授賞式には中川のほか、審査委員として慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所准教授の水谷瑛嗣郎氏、児童精神科医の関正樹氏、不登校ジャーナリストの石井しこう氏、TikTok APACゼネラルマネージャーの佐藤陽一氏が登壇。応援クリエイターのグレートティーチャー目黒、さかぽん先生も参加した。
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