KEY TO LIT、デビュー発表後初のライブ 猪狩蒼弥「ジュニアとして最後のステージ」と思い爆発

KEY TO LITが23日に東京・有明アリーナで「KEY TO LIT Arena Tour 2026 NEO CLASSICS」東京公演を開催した。本ツアーは、5都市全21公演で23万8000人の動員を予定している。17日に東京・増上寺で行われたファンクラブ限定イベントにて今冬のCDデビューを発表したメンバー5人が、この日会場に集まった1万5000人のファンとデビューの喜びを分かち合った。

東京・有明アリーナで東京公演を開催
東京・有明アリーナで東京公演を開催

MC中に記者会見を実施

 KEY TO LITが23日に東京・有明アリーナで「KEY TO LIT Arena Tour 2026 NEO CLASSICS」東京公演を開催した。本ツアーは、5都市全21公演で23万8000人の動員を予定している。17日に東京・増上寺で行われたファンクラブ限定イベントにて今冬のCDデビューを発表したメンバー5人が、この日会場に集まった1万5000人のファンとデビューの喜びを分かち合った。(取材・文=水谷賀奈子)

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 グループ結成以来「NEW & CLASSIC」を掲げてきた5人が、これまで積み重ねられてきた歴史への敬意を胸に、さらに進化させたのが今回の「NEO CLASSICS」だ。白シャツに赤のパンツというシンプルな衣装でメインステージに登場した5人。ライブ1曲目のカバー曲『Act-Show』では、炎の特効演出を背に、スタンドマイクと華麗なターンを掛け合わせた振り付けで、STARTO ENTERTAINMENTが積み重ねてきた伝統を感じさせた。“もけもけ”ファー付きの「奇」の感じが入ったカラフルでド派手な衣装をまとい、金の扇子を手に歌うのは、メンバー紹介ラップ曲『KITERETSU FIRE』だ。C&Rに合わせて、ファンはグループ名と5人の名前を呼んだ。

『Burn Down』でも、炎を使った演出でさらに会場の温度を高めると、メンバーの猪狩蒼弥は「ジュニアとして最後のステージです! 盛り上がっていこうぜ」と思いを爆発させた。

 ジャズコーナーに突入すると、メンバーはシルバーと青を基調にしたジャケットスタイルの新衣装に着替えた。『Be COOL』(少年隊・東山紀之)にあわせて、メインステージやバックステージなど一人ずつ異なる場所から登場し、5人集まってジャケットを自在に操るパフォーマンスも披露した。『らいおんハート』(SMAP)では、会場の雰囲気をガラリと変え、優しくも力強い歌声を響かせた。

『SUNRISE日本』(嵐)の曲中には、スクリーンに幼少期の5人の写真が。ふいに動きだし、今の5人と一緒に踊るというAI映像を駆使した演出も見られ、ファンからは思わず「可愛い」「すごい」との声が上がっていた。

 一度、暗転するとお笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が脚本を手掛けたコントがスタート。日常で起こるKEY TO LITメンバー同士の些細な喧嘩を、歌を得意とする岩﨑大昇がミュージカル風に仲裁する。しかし、「ミュージカルに入ってこないのか?」と歌でメンバーに投げ掛けるも終わらない喧嘩。最後まで誰も入ってこないまま終わりを迎える一人ミュージカルの展開に、会場からは笑いが起こった。

 この季節ならではの夏コーナーでは、メンバーは5人の顔がついたデザインのトロッコに乗ってスタンド席に登場。『罪と夏』(SUPER EIGHT)や『BANG! BANG! バカンス!』(SMAP)、『Ho! サマー』(タッキー&翼)などの夏メドレーとともに、投げキッスやピースなど、ファンの手作りうちわに応えた。

 そして、岩﨑が「最高のラブソングです」と言って始まったのは新曲『Never Fade Love』だ。グループ初のラブソングで、時代が変わっても色あせない想いをポップロックに乗せた一曲となっている。メンバー同士が一緒にハートを作ったり、カメラ目線でポーズを決めたり、ファンにはたまらない時間となった。

 MCに入ると猪狩が「まずはご報告させていただきます。我々、CDデビューすることが決定しました!」と言って5人で頭を下げると、会場はファンからの「おめでとう」で包まれた。デビュー発表から約1週間がたち、佐々木大光は「デビューが決まって、すぐにみんなに会えて直接報告できてうれしかった」と語った。また、その場で行われた公開記者会見では、デビュー後の目標を「3年以内にドームに立つ」と掲げた。会見後に披露した新曲『KEY 2 LIGHT』では、さらなる一歩を踏み出した5人の今の気持ちを連想させる歌詞とさわやかなダンスナンバーで、ファンに明るい未来を誓った。

ド派手な演出でファンを魅了
ド派手な演出でファンを魅了

ユニットコーナーも

 後半戦は、ユニットコーナーからスタート。猪狩が「歌やダンスだけでなくショーにも力を入れていきたいと思っています」と思いを明かして始まったのは、岩﨑、猪狩、佐々木によるカバー曲『Mack the Knife』だ。グループの楽曲とは違う雰囲気の一曲を3人なりの表現で歌い切った。続いて、猫の着ぐるみとカチューシャに身を包んだ井上瑞稀と中村嶺亜による『猫中毒』(テゴマス)では、たくさんの猫ポーズが炸裂し、ファンはメロメロになった。

 新曲『HIT THE DRUM』が流れると、ラストスパートの合図だ。ド派手な炎と花火のステージ特効、猪狩と佐々木が手掛けた振り付け、金と黒にカラフルな色味が加わったド派手衣装という、グループの強みを存分に詰め込んだ。盛り上がりが最高潮に達したまま突入した『FIRE BEAT』(Kis-My-Ft2)では、メンバーが花道を走りながら歌った。

 センターステージに5人が集まると、岩﨑は「僕たちはこの冬CDデビューさせていただきます。それは僕らだけの力だけではなく、支えてくれたスタッフの皆さんや応援してくれるファンの皆さんのおかげです。伝説と言われたグループがいて、国民的と言われたグループがいて、そんな中で僕たちは『この事務所の史上最高傑作と呼ばれるグループになりたい』と心から思います。そのためにはまだまだ乗り越えなきゃいけない課題があって、成長が必要です。その中で、皆さんと一つ約束します。3年以内にKEY TO LITでドーム公演をしましょう。俺たちとファンのみんななら達成できると思っています」と言葉に力を込めた。

 続けて、井上は「改めて、僕の口からも言わせてください。CDデビューが決定しました。本当にありがとうございます。本当にうれしいです。いろんな出会いでここに立てているんだなと思っています。これだけ数多くの素敵な方がいるなかで、僕と出会い、僕の側にいつづける選択をしてくれた皆さん。人生の一部を僕にかけてくださっていて、僕も人生をかけていけたらと思っています」と誓った。

 佐々木は「1年半前にKEY TO LITができて、そのときに4人から『ありのままでいいんだよ』と言ってもらいました。すごく気が楽になって、KEY TO LITに入ってよかったと思いました。ありのままを愛してくれたこと、メンバーにも皆さんにも感謝しています。今も自信を持ってパフォーマンスを届けていますが、今以上にもっと自信を持って、自分の力をKEY TO LITに貢献できるよう頑張りますので、これからも長く長く着いてきてほしいです。愛してます」とまっすぐに思いを届けた。

 中村は「2009年にアイドルになって、ここまで17年間いろんなことがありました。腹抱えて笑ったこともそうじゃないこともありました。でも、どんなときもアイドルでいられること、ステージに立てること、あなたと一緒にいられること、どの瞬間も幸せでした。みんなのためなら、どんなに時間がかかっても返していきたいです。みんなのためにやることが、俺のためにもなります。KEY TO LITの中村嶺亜としてアイドルやり続けます。これからも、ずっといつまでも一緒にいられたらうれしいです」とメッセージを送った。

 最後に猪狩は「改めて、我々はCDデビューさせていただきます。今年と言えば、偉大な嵐さんが活動終了されて、最後のライブを見に行かせていただきました。『すごいグループだな』と思いつつ、僕が嵐さんからもらったメッセージは『君たちが次の嵐を目指すんだ』ではなく、『俺たちを越えてみろ』というメッセージでした。それを越えることで史上最高傑作だと思っています。3年でドームなんて、普通は無理です。今まで以上にペースを速めていかないといけません。でも、俺らならやれると鼓舞しあって、俺たちだけの栄光を掴みにいきましょう」と言い、会場を見渡した。

 それぞれが熱い思いを口にした後に歌った『WAKE UP THE FOOL』の間奏では、5人がただ横に並んで真っ直ぐに見つめる場面も。「Wake up 目を覚ませ」との歌詞で、まさに自らを鼓舞しているようにも見えた。センターステージからメインステージへ移動し、緞帳がおりると、本編は幕を閉じた。

 しかし、「KEY TO LITコール」は鳴り止まず、再び5人が姿を現した。『青いイナズマ』(SMAP)と『Never Fade Love』を再び披露し、岩﨑による「KEY TO LITは最高だったか? また会おうぜ」との言葉を最後に、5人はステージを後にした。

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