阿部サダヲ、出演映画の舞台あいさつ前日に会場“下見” 観客を尾行「何かしゃべれ!と思っていたんですけど」
俳優の阿部サダヲが22日、東京・日比谷で行われた映画『八月の声を運ぶ男』の公開記念舞台あいさつに、主演の本木雅弘、柴田岳志監督と共に登壇。前日に舞台あいさつが行われた映画館を訪れたと明かした。

前日に同じ劇場で鑑賞「『どういう感想をお持ちなのかな?』と思って」
俳優の阿部サダヲが22日、東京・日比谷で行われた映画『八月の声を運ぶ男』の公開記念舞台あいさつに、主演の本木雅弘、柴田岳志監督と共に登壇。前日に舞台あいさつが行われた映画館を訪れたと明かした。
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同映画は、NHKにて2025年8月に戦後80年作品として放送されたドラマに、未公開シーンを追加したヒューマンストーリー。ドラマ版は第34回橋田賞、第63回テレビ部門大賞など多数の受賞歴を持つ。長崎に暮らし日本全国を渡り歩いて被爆者の声を集め続けたジャーナリスト・伊藤明彦さんの実話にもとづき、原爆によってもたらされた、数奇な出会いの物語を描く。
ジャーナリストとして被爆者の声を集め続ける主人公・辻原保役の本木は「伊藤さんがかけた8年という、その時間の長さと労力、全てを凝縮させる、詰め込むということはできないですけど、伊藤さんが持っていた信念が後押しして、こういう形でまた長く見ていただける作品に(なった)、というか、そういう道筋が開けてきたと思って、うれしく感じております」とコメント。鑑賞前の観客を見わたして「劇場版になって、迫力や全ての面で大きく迫ってくると思います。全身、五感をゆだねてゆっくり鑑賞していただければ」とほほ笑んだ。
辻本の活動に共感し、協力的にインタビューを受けるもののどこか謎にあふれる男・九野和平に扮(ふん)した阿部は「昨日公開されたということで、僕は昨日、初日にこの劇場で見たんですよ」と告白。「(鑑賞時と)スクリーンは違うんですけど、来たんです。今日来るんだけど、昨日も来たんです。下見って言うんですかね?(笑) (午後)6時50分くらいの回で。けっこう……満員ではなかったです。半分以上は絶対(空席)」と正直に語って、会場の笑いを誘う一幕も。
さらに「終わった後、『どういう感想をお持ちなのかな?』と思って、しばらく、(観客を)つけていったことがあります」とも告白。しかし「一言もおしゃべりにならなくて。色々考えさせられる映画なんだなというのはすごく分かりました。ご夫婦だったと思うんですけど、しばらく黙っていて。『何かしゃべれ!』と思っていたんですけど、なかなか(しゃべらない)。エスカレーターで2階へ下がるところで。出口のあたりで」と事細かに状況を説明し、再び会場を笑わせた。
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