レスリング五輪5連覇・ミハイン・ロペス氏とPANCRASEが提携発表 “MMA未開の地”キューバで逸材発掘へ「可能性のある選手がいる」
総合格闘技団体「PANCRASE」は21日、都内で記者会見し、「PANCRASE INTERNATIONAL」の設立と、レスリング男子で五輪5大会連続金メダルを獲得した、ミハイン・ロペス氏のプロジェクト代表就任を発表した。会見に登壇したロペス氏は「MMAの選手をキューバ国内で養成したい」と意気込んだ。

ロペス氏が記者会見「MMAのための学校を作りたい」
総合格闘技団体「PANCRASE」は21日、都内で記者会見し、「PANCRASE INTERNATIONAL」の設立と、レスリング男子で五輪5大会連続金メダルを獲得した、ミハイン・ロペス氏のプロジェクト代表就任を発表した。会見に登壇したロペス氏は「MMAの選手をキューバ国内で養成したい」と意気込んだ。
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ロペス氏は中米・キューバ出身の44歳。2008年の北京五輪・レスリング男子グレコローマン120キロ級で金メダルを獲得すると、12年ロンドン、16年リオ、21年東京、24年パリと5大会連続で頂点に立つ偉業を成し遂げた(16年からは130キロ級)。個人競技の同一種目5連覇は五輪史上初の快挙で、レスリング界のレジェンドとして知られている。
「PANCRASE INTERNATIONAL」は、ワールドクラスMMAの普及・発展を目的とする取り組みで、この日はキューバと日本の選手、コーチ、格闘技コミュニティーの発展と交流を狙った「PANCRASE CUBA PROJECT」の始動も決まった。
来日して会見に出席したロペス氏は「日本の方々とプロジェクトを進めることができて非常に光栄だ。5連覇の経験を生かして取り組んでいきたい」とコメント。
そのうえで「キューバでもまだ限定的だが、この競技を行っている人もいる。選手やコーチ、トレーナーと協力してMMAのための学校を作る。そして、MMAの選手をキューバ国内で養成していければと考えています」と選手発掘へ決意を述べた。
また「もし私が若かったとしたら、MMAを実際にやっていたかもしれません。勝利を得るために自分の時間を犠牲にしてきちんと練習を積んでいく。それは今まで私がやってきたことです。もし転向していたとしたらそれなりの結果を出せた」とMMA転向プランもあったと笑みを浮かべながら明かした。
PANCRASEの福井幸和代表は、「PANCRASEとして、世界を目指すために世界一の方とご一緒したいという思いはあった」とロペス氏にオファーした経緯を説明。そして、「キューバはプロというものはないが、アマチュアスポーツは非常に才能豊か。可能性のある選手がたくさんいる土壌ですので、ビザやシステムの問題をクリアして、うちから世界に羽ばたいていく姿を見たいなと思っております」と今後に期待感を示していた。
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