“イケメン昆虫ハンター”牧田習「バッタ、カマキリ系がおいしい」 魅力は「多様性」

「イケメン昆虫ハンター」としてテレビやYouTubeなどで活躍する昆虫学者でタレントの牧田習が21日、都内で行われた取材会に出席。昆虫の魅力や実地調査について語った。

取材会に出席した牧田習【写真:ENCOUNT編集部】
取材会に出席した牧田習【写真:ENCOUNT編集部】

今月はインドネシアに調査へ

「イケメン昆虫ハンター」としてテレビやYouTubeなどで活躍する昆虫学者でタレントの牧田習が21日、都内で行われた取材会に出席。昆虫の魅力や実地調査について語った。

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 牧田が昆虫に興味を持ったのは3歳のとき。祖父がミヤマクワガタを持ってきてくれて、形がかっこよかったということから好奇心が湧いたという。本格的に昆虫ハンターとなったのは大学生のころから。「そのころはさかなクンみたいになりたいなと思っていた」と回想。一番好きな昆虫はゲンゴロウだが、ダンゴムシやムカデなどの足の多い小さな生き物は苦手だという。今までで見たことのない昆虫を見つけたときにテンションが上がるとした。

 また、昆虫は一通り食べたことがあるそうで、「バッタやカマキリ系はおいしかった」と牧田。続けて、「自分が好きな昆虫を通じて社会に貢献することができれば」と将来のビジョンを明かした。

 牧田にとって昆虫の魅力とは“多様性”。名前が付いていない虫も含めると地球上には2000万種類を超える昆虫が存在している。牧田は「昆虫はどこにいってもいる。どこでも楽しめる。だけど、どの種も色や形が違う。同じ種類でもちょっとだけ模様が違うなど、生き物の個性を楽しむには非常にいい対象。その多様性があるというのは僕にとっては大きい」と語った。

 牧田は今月1日から5日にかけてインドネシアのグヌン・ハリムン・サラク国立公園を訪れ、昆虫調査を実施。同調査は、環境教育を通じて持続可能な社会の実現を目指す公益社団法人日本環境教育フォーラム(以下、JEEF)との共同プロジェクトとして行われた。6日から9日にかけては、タイ・プーケットで行われた国際学会SAGE2026での研究発表をしたという。

 取材会では、牧田が「10年ほど前から東南アジア各地で昆虫調査を行ってきたが、各地で昆虫の減少を著しく感じている。宅地開発、農地拡大、乱獲などが理由として挙げられるが、密猟なども行われており、売り先は日本での可能性が高い。密猟が続くと近い将来、昆虫の多様性が失われる可能性がある」と主張。国際学会では迷チョウという研究対象としており「本来分布していないはずのチョウが土着する地域が増えており、それは地球温暖化が後押ししていると発表した」と話していた。

 牧田は昨年、東京大大学院農学生命科学研究科農学国際専攻博士課程修了。昆虫採取のために14か国を訪れ、9種の新種を発表している。

次のページへ (2/2) 【写真】ラオスで象使いの資格を取得した牧田習
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