レインボー池田と結婚で話題の佐藤佳奈、フリーアナ転身のワケ 背中を押した“戦友”森香澄からの助言

7月末に読売テレビを退社した佐藤佳奈アナウンサーが、8月8日にツインプラネットへの所属を発表し、フリーとして新たな道を歩み始めた。8月7日には、お笑いコンビ・レインボーの池田直人との結婚を発表するなどまさに人生の新たなフェーズを迎えている。読売テレビでは、朝の情報番組『す・またん!』のメインMCを任されるなど、“看板アナ”として活躍していた中でのフリー転身。その決断の裏側には、キャリアと結婚の間で揺れ動いた思いがあった。

インタビューに応じた佐藤佳奈【写真:舛元清香】
インタビューに応じた佐藤佳奈【写真:舛元清香】

関西の“朝の顔”の決断「大阪に骨を埋めるつもりだった」

 7月末に読売テレビを退社した佐藤佳奈アナウンサーが、8月8日にツインプラネットへの所属を発表し、フリーとして新たな道を歩み始めた。8月7日には、お笑いコンビ・レインボーの池田直人との結婚を発表するなどまさに人生の新たなフェーズを迎えている。読売テレビでは、朝の情報番組『す・またん!』のメインMCを任されるなど、“看板アナ”として活躍していた中でのフリー転身。その決断の裏側には、キャリアと結婚の間で揺れ動いた思いがあった。(取材・文=中村彰洋)


【PR】世界の公道が舞台…ラリーの最高峰『WRC』をABEMAが全戦無料生中継

――7月末に読売テレビを退社し、フリーで活動されるというご決断をされました。なぜ、このタイミングだったのでしょうか。

「池田さんとの結婚が決まり、別居婚は考えていなかったので、東京に拠点を移す必要がありました。会社内での部署異動も考えましたが、7年半アナウンサーの仕事をしてきて、この仕事がすごく好きだったので、フリーで続ける決断に至りました」

――かなり悩んでのご決断だったということでしょうか。

「結婚自体はプロポーズをしていただいて、すぐに決断しましたが、仕事をどうしていくかという部分は本当に悩みました。大阪に骨を埋めるつもりで就職していて、結婚がなければ辞める選択肢はなかったので、関西を離れることへの寂しさなどがありました」

――それはどのように心の整理をつけていったのでしょうか。

「読売テレビに残り、部署異動をして働くことと、フリーで活動していくことのどちらがワクワクするかなと考えました。もともと就職活動もアナウンサー一本でした。私は、読売テレビのアナウンサー試験で1度落ちていて、その時に『総合職であれば内定を出します』とお声掛けいただきましたが、『アナウンサーになりたいので、このまま就活を続けます』とお答えしていたんです。そういった経緯がありながらも、結局は総合職に異動するのかなどと考える中で、しゃべる仕事を続けたいと思うようになりました」

――読売テレビのアナウンサー試験を落ちた過去があったんですね。

「そうなんです。私は次点という形でしたが、もともと内定していた方が他社を受け続けるということで、『だったら佐藤さんにも来てもらおう』という形で内定をいただけました。棚ぼたでした(笑)」

今後の展望についても語った【写真:舛元清香】
今後の展望についても語った【写真:舛元清香】

アイドルオーディション挑戦の過去も就活はアナウンサー一本

――ダンスを趣味にされていたり、過去にはアイドルオーディションにも挑戦しています。就職活動で、アナウンサー一本に絞ったのはなぜでしょうか。

「アイドルのオーディションを受けたのは中学生の時で、文化祭でダンスをしたくて、『オーディションでダンスを教えてもらえる』と思って受けたのがきっかけでした(笑)。その時は仕事にするなんて考えてもいなくて、いざ合格をいただいた後も、学校から『校則で決めてはいなかったけれど、協議の結果芸能活動は禁止になった』と言われてしまい、辞退することになりました。その後も普通の学生生活を送っていたので、就活の時にも、芸能活動を考えたことすらなかったです。いろんな業界を見て、楽しそうなところに行ってみようと思っていた中で、一番最初にアナウンサー試験を受けたら、楽しくて、アナウンサーになりたいと思うようになりました」

――大学までは関東で生活されてきたかと思いますが、関西の局に決められた理由はございますか。

「就職活動で、いろんな局のインターンに行く中で、関西がすごく好きになりました。読売テレビから内定をもらう前に、名古屋のテレビ局からも内定をいただいていて、その時点で就活を辞めてそこに行くつもりでした。面接では、『どこにでも行けると言われたら、本当はどこに行きたいですか』と聞かれて、『関西に行きたいです』と答えていたんです。その後に、読売テレビから『今からでも良ければうちに来ませんか』とお声掛けいただき、名古屋の局の方と相談したら、『行きたいところに行けて良かったね』と温かく送り出してくださったことを覚えています」

――それほどまでに関西に魅力を感じていたんですね。

「“本音と建前”の本音しかない感じが関西にはあるんです。例えばインターンの時に、東京だったら、『これはあくまでインターンなので実際の試験とは関係ないです』と言われます。でも関西では、『これはインターンですが、試験と関係ないとは言えません』みたいな(笑)。『あ、本音でしゃべってくれるんだ』と、とても心地良く感じたことを覚えています。実際に入社後も、働きやすいし、住みやすい。関西の水が合っていたみたいで、本当に大好きな場所になりました」

――関西だと街中を歩いていても気軽に声を掛けられそうですね。

「『いつも朝見てんでー!』と気軽に声を掛けてくださるのもすごくうれしかったです。以前、銭湯でサウナに入っていて、そろそろ出ようと立ち上がったら、『さかなちゃん!』と声を掛けていただいた時は、恥ずかしかったです。暑くて出ようとしていた時だったので、『もう倒れそう!』みたいな(笑)。そういうのも含めて、関西の皆さんに育てていただいたという感謝の気持ちがすごくあります」

“関西愛”を明かした佐藤佳奈【写真:舛元清香】
“関西愛”を明かした佐藤佳奈【写真:舛元清香】

背中を押した森香澄からの言葉「誰がマネジャーになってくれるかが大事」

――入社以降7年半アナウンサーとしてご活躍されてきましたが、いかがでしたか。

「ずっと楽しかったです。やりがいもありましたし、1度も辞めたいと思ったことはないです。毎日違うことに挑戦できますし、番組を良くするためにいろんな役割を持った人たちが結集して、そのアンカーとして、最後にアナウンサーが伝える。チームで働いていると感じられる部分にすごくやりがいを感じました」

――8月8日にはツインプラネットへの所属を発表されました。あまりアナウンサーのイメージがない事務所ですが、なぜ選ばれたのでしょうか。

「もともとフリーになるなんて考えたこともなかったので、何のツテもなく、ゼロから探し始めました。お世話になっていた先輩に相談したら、『以前に仕事をしたことがあって、信頼できる人だから』と、今のマネジャーさんを紹介していただきました。何度かお話しさせていただく中で、明確にビジョンを描いてくださって、『この人なら信頼できる』と私も思うようになりました。東京が生活の拠点にはなりますが、今後も関西でお仕事をしたい気持ちも強く、大阪に営業所があるという部分も大きな決め手でした」

――フリーになられたお知り合いなどもいらっしゃるかとは思いますが、その方々にも相談されたりもしたのでしょうか。

「それこそ、森香澄は一緒に読売テレビの最終試験を受けていたり、就活時代からの戦友で仲良しなので、相談しました。その時に『結局は誰がマネジャーになってくれるかが大事だよ』とアドバイスをもらったんです。他事務所のお話も聞いたのですが、その時は社長さんとお話させていただく機会ばかりで、所属後に、誰が担当してくださるのかは分からないままでした。ツインプラネットは今のマネジャーさんといろいろなお話をさせていただけていたことが大きかったです」

――今後のご活動についてはどのように考えていらっしゃいますか。

「これまで、番組進行やイベントMC、ロケなどにも行かせていただいたり、本当にいろんなことをさせていただきました。そういった経験を生かせるような仕事を続けていければと思っています。もともとラジオがすごく好きで、読売テレビ内でも自分で企画してポッドキャスト番組を立ち上げたくらいです。なので、ラジオに挑戦してみたいです。朗読劇やアニメ吹き替えのお仕事をやらせていただいたことがあったのですが、すごく楽しかったので、声で表現することもやってみたいなと思っています」

――ご自身の声を使って表現することがお好きなんですね。

「想像して表現することが好きなんだと思います。その時は子ども向けアニメの吹き替えで、『こういう声出しそうだな』と想像して吹き込んだ時に、『いいね!』と言っていただけたりすると『わーい!』ってうれしくって(笑)。サウナやキャンプにランニングと好きなことも多いので、そういったことを活かしたお仕事もできたらなと思っています。先日は演技のレッスンにも行かせてもらいました。今まではレールの上から選べる範囲で好きなことをやらせてもらってきましたが、今はどんなことでも挑戦できる環境なので、どんなことにも前向きに挑戦していきたいです」

□佐藤佳奈(さとう・かな)1996年11月22日、千葉県出身。愛称は「さかなちゃん」。慶應義塾大法学部卒業後、2019年に読売テレビに入社。朝の情報番組『す・またん!』ではメインMCを担当。趣味のダンスを活かしたお天気コーナーなどで人気を博した。26年7月31日をもって同局を退社し、フリーに転身。8月8日にツインプラネット所属を発表した。また、8月7日にはレインボー・池田直人との結婚を発表した。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください