綾瀬はるか主演『ファーストボイス』追加キャスト一挙解禁 鈴鹿央士、木村多江、筒井道隆ら実力派ズラリ

俳優の綾瀬はるかが主演を務める映画『ファーストボイス』(10月2日全国公開)の本予告映像、本ポスタービジュアル、追加キャストが11日に解禁された。

『ファーストボイス』解禁された追加キャスト【画像:(C)2026『ファーストボイス』製作委員会】
『ファーストボイス』解禁された追加キャスト【画像:(C)2026『ファーストボイス』製作委員会】

日本初の「ハラスメント裁判」に挑む物語

 俳優の綾瀬はるかが主演を務める映画『ファーストボイス』(10月2日全国公開)の本予告映像、本ポスタービジュアル、追加キャストが11日に解禁された。

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 本作は、昭和の終わりから平成初期を舞台に、当時「常識」と片付けられていた世間の偏見や理不尽なハラスメントに対して声を上げた女性たちの闘いを描くリーガルエンターテインメント。日本初の「ハラスメント裁判」に挑んだ弁護士たちの実話に着想を得た物語となっている。

 綾瀬が演じるのは、お金にならない案件ばかりを受けてしまう弁護士・朝日道子。職場で理不尽な嫌がらせを受け、仕事を奪われたとして会社と上司を相手に提訴したいという女性・恵(ファーストサマーウイカ)が朝日のもとを訪れる。新人弁護士の栞(松本穂香)は勝ち目がないと反対するが、朝日は前例のないハラスメントを巡る裁判に立ち上がる。

 本予告映像は、朝日の「私たちは歴史に立ち会うのではなく、歴史を作るんです」という言葉からスタート。1980年代を舞台に、周囲から「100%負ける」「非常識だ」と嘲笑され、バッシングや嫌がらせを受けながらも、「泣き寝入りしたくない」「未来のために戦い抜いて勝ちましょう」と手を取り合い、“常識”という壁に立ち向かう女性たちの姿が描かれている。

 本ポスタービジュアルでは、赤、黄、茶のバブル期を思わせるスーツ姿の綾瀬、ファーストサマーウイカ、松本が、裁判所の階段を背景に並ぶ姿を披露。「『常識』に異議あり!世界を変えるのは、最初の勇気(ヒジョーシキ)。」とのキャッチコピーが添えられている。

 さらに、追加キャストとして峯村リエ、山田真歩、工藤阿須加、水川かたまり(空気階段)、鈴鹿央士、迫田孝也、酒向 芳、木村多江、筒井道隆の出演も発表された。

 峯村は、恵への支援を決意する女性支援団体会長・川島 綾役。山田は、かつて恵から相談を受けながら取り合わず、その後、朝日たちの活動を目にして弁護団に加わる弁護士・八木玲子を演じる。

 工藤は恵が勤めていた出版社の広告クライアントで、被告側の証人として出廷する小松貴教役。水川は恵が勤めていた出版社の担当雑誌編集長で、恵を追い詰める澤口裕人を演じる。鈴鹿は恵の元同僚である吉井 隆役を務める。

 また、迫田は朝日の夫で自身も弁護士の朝日秀一郎役、酒向は前例主義を貫く裁判長・榊原秀治役、木村は朝日の信念に共感して共に立ち上がる弁護士・宮本由莉子役、筒井は被告側弁護士として立ちふさがる高梨啓示役を演じる。

 出演者のコメントは下記の通り。

○峯村リエ
「あらゆる分野で新たな未来を切り拓こうとその一歩を踏み出してくださった方々の苦労。その苦労のおかげで今の私達がいられるんだと思うと感謝の二文字しか浮かびません。撮影の間、私も映画の中では少しだけその方達の一員になれました。前田監督、ありがとうございます」

○山田真歩
「今では『当たり前』になったことも、少し前まではそうではありませんでした。多くの人が信じて疑わない中で、最初に『おかしいと思う』と声を上げる人は、とても孤独だと思います。でも、その勇敢な小さな声が松明となり、だんだんと共鳴する仲間へと広がって、いつしか時代を変えるほどの声になっていくんだと勇気をもらいました。映画『ファーストボイス』には、“おかしな常識”を変えていこう!と立ち上がった人たちの奮闘や、それぞれの願いが込められています。私も、頼もしい共演者の方たち、監督やスタッフの方たちと共に『八木弁護士』を演じさせていただきながら、先人たちのバトンをしっかり受け止めて繋げていかなければ、と深く感じました。
たくさんの方に想いが届きますように」

○工藤阿須加
「僕がまだ生まれていない1989年。バブル期の話は大人になるにつれ耳にする機会はありましたが、台本を読んだ時は、当時の常識の理不尽さに憤りを感じるとともに、声を上げ裁判を起こした方達への尊敬の念でいっぱいになりました。ハラスメントという言葉が定着してきた今、当時を知らない世代の方にも見ていただければと思います」

○水川かたまり(空気階段)
「『ファーストボイス』に出演させていただいております。マネージャーから『映画のオファーがきてます』と言われた私のファーストボイスは『ウワオ!』でした。それを聞いたマネージャーのセカンドボイスは『ウワオじゃなくて、どうしますか?』でした。私はサードボイスとして『勿論やらせてください』と答えました。皆さんにフォースお願いです。ぜひ映画館でご鑑賞ください。そしてフィフス体験を家に持ち帰ってください。よろシックスお願いします。セブセブ」

○鈴鹿央士
「台本を読ませていただき、新たな未来を切り開こうと挑んだ人たちに心動かされました。そしてそこに少しでも力を添えられたらと思いました。前田監督とまた現場でお会いできるのもとても楽しみでした。今作ではどんな雰囲気の撮影になるのか、前田組にまた出られる喜びを噛み締めながら準備していました。僕の演じた役は、ハラスメントへの認識の甘かった時代の中で、法廷で証言することを躊躇する 1人です。そんな吉井が、朝日さんの姿を見て背中を押され、あの時代に常識に立ち向かう1人になる様は演じていて、勇気のいることだなと思いました。是非、スクリーンで一人一人の勇姿をしっかり見届けていただけたら嬉しいです。お楽しみに!」

○迫田孝也
「朝日道子の夫・朝日秀一郎を演じます迫田孝也です。昭和という時代は今では考えられないようなことが当たり前のようにあった時代です。私の記憶に残る昭和の時代に生きた人々を意識しながらも、この物語の中で実際に受け取った感情を人として、親としての変化や成長に込めました。皆さんが生きるこの令和の時代にも“ファーストボイス”はどこかで挙がっているかもしれません。この作品を観たことで、その誰かの声に気付き、その人に寄り添うきっかけとなれば幸いです」

○酒向芳
「ハラスメントをめぐる問題は日本に限らず、現在でも世界の至るところで進行していることだと思う。残念だけど。かくいう私もそういう考えが全くなかったわけではない。女性が声高に声をあげても、それに追随する人が続かなかった歴史。この映画は、“それじゃダメだ”、“それじゃ何も変わらない”、と、一歩二歩後退しながらも、一歩!二歩!三歩!四歩!!と前進し、声をあげた人に、勇気を持って続いた人達のお話です。プロデューサー、監督、スタッフ、俳優が作品にすることで、埋もれがちな過去のニュースや記事、文献を、フィクションを通じて改めて現代の人達に覚醒させる映画作品だと思います。
尽力された方々に、心から敬意を表します」

○木村多江
「前田監督の作品は、見終わった後、とても前向きな気持ちになります。ですから、オファーをいただいた時、この作品も多くの方への希望や勇気になるのではと思いました。役を演じていると、常に憤りと悔しさが湧き上がってきて、この当時、実際に闘っていた方々がいかに大変だったか、そしてそれを原動力に闘ってこられたのだと感じました。その方達がいるから今の私たちがいます。彼らのエネルギーに、今の私たちが励まされ、また前進してみようと思える映画です。みんなの仲の良さも映画に滲み出てると思うので、そちらも楽しんでいただけたら幸いです」

○筒井道隆
「まさに、この作品の時代に仕事をしてきたので考えさせられるテーマでした。素敵な俳優の方々と前田哲さんと久しぶりに仕事が出来るので、絶対に参加させてほしいと思いましたし、楽しかったです。僕自身は、観客に“憎らしい”と思わせるくらい強い壁でありたいと思って演じました。その時代の価値観が全て正義だと思い込むのは凄く危険だなと思います。セクハラにしても、パワハラにしても、常に時代に合わせてアップデートする事が大事だと感じていただけたら幸いです」

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