【DDT】「勝ち筋見えない」…武知海青が人生賭け挑むTAKESHITAとの両国決戦「全力でぶつかる」

DDTが8月7日に池袋西口公園野外劇場グローバルリングシアターにて『WRESTLE PETER PAN 2026記者会見&前夜祭 in 池袋』を開催。11日の両国国技館大会で行われるタイトルマッチ4試合の公開調印式と、KONOSUKE TAKESHITA vs武知海青の公開記者会見を実施した。

武知海青(右)はKONOSUKE TAKESHITAとの対戦に決意を語った【写真:橋場了吾】
武知海青(右)はKONOSUKE TAKESHITAとの対戦に決意を語った【写真:橋場了吾】

岡谷vs勝俣は有刺鉄線デスマッチに! 灼熱の池袋でアイアンマン王座が移動!

 DDTが8月7日に池袋西口公園野外劇場グローバルリングシアターにて『WRESTLE PETER PAN 2026記者会見&前夜祭 in 池袋』を開催。11日の両国国技館大会で行われるタイトルマッチ4試合の公開調印式と、KONOSUKE TAKESHITA vs武知海青の公開記者会見を実施した。

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 まずはDDT EXTREME選手権(王者・岡谷英樹vs挑戦者・勝俣瞬馬)の調印式。岡谷から有刺鉄線デスマッチルールの提案があり、勝俣も快諾し調印。勝俣は「ハードコア、デスマッチ。僕は岡谷の“初めて”を2つ奪った。岡谷は防衛を重ねているけど、刺激、足りてないだろ?」と、“本当の岡谷”を引き出したうえで勝ちたいと語った。岡谷は「過去2回、このベルトを賭けて勝てていない。今回もある意味チャレンジャーだと思う」と必勝を期した。岡谷の右耳のピアスは、かつて勝俣に試合中に開けられたもの。「勝俣の前に王者として立つのが恩返し」と語り、勝俣も「とにかく指名してくれて嬉しい」と返した。

 続いてDDT UNIVERSAL選手権(王者・須見和馬vs挑戦者・田口隆祐)の調印式。まずは田口が池袋の通行人に語り掛け、「(須見を)研究するために、WRESTLE UNIVERSEの1週間無料トライアルに加入しまして。いい踏み台になるように頑張る」と、須見がかつて田口に放った“踏み台”を茶化す。須見は「お母さんに頼んで、NEW JAPAN WORLDに加入しました」と返す。そしてなぜか田口が二人で坊主になって、タッグチーム『マルガリータ』として新日本のJrタッグに参戦しようと誘う場面も。記念撮影後、田口がヒップアタックを繰り出すと、須見はカンチョーポーズ。田口は「指、折れますんで気をつけてください」と挑発した。

 続いてKONOSUKE TAKESHITA vs 武知海青の記者会見へ。武知は「TAKESHITAさんと両国で戦えるのは光栄。人生を賭けて、勝ちに行きたい」と語り、TAKESHITAは「先輩面するつもりもないし、胸を貸すつもりもない。14年のキャリアを全部ぶつけたい」と返した。そして武知は、質疑応答で前回のTAKESHITAとのリング上での邂逅(2025.11.3両国国技館大会)から変化したことを聞かれると「昔からぶれていないので、逆に変化していないことが強み」と答え、TAKESHITAは「生き様をぶつけてほしい。僕はプロレスに人生をすべて費やしてきたので、僕は僕のプロレスをぶつける」と真っ向から受けて立つと話した。

 そしてKO-D無差別級選手権(王者・上野勇希vs挑戦者・MAO)の調印式。MAOは「一緒に戦ってきた上野勇希がDDTを引っ張っている。このベルトを獲ることで、上野勇希の隣に並びたい。一番ギラギラしていたころの髪型に戻して、今まで行ったことのない領域に行きたい」と語った。一方の上野は「二人だからできる戦い、ここから始まるものもあると思う。僕はMAOに勝って、DDTが東京ドームに行くまで王者でいる」と長期政権宣言。上野は、MAOがサウナカミーナを脱退後に変わったことを聞かれると「一緒にサウナに行くことがなくなった」と煙に巻いたが、MAOは「上野勇希、勝俣瞬馬、To-yの前に立ちたい、組んでいたからこそ試合をしたいという決断で、S.L.C.というユニットを作ってこんなに充実して楽しいことはない。今回は、個人のMAOとして上野勇希に勝ちたい、その一心です」と語った。

 最後にアイアンマン・ヘビーメタル級選手権の記者会見も行われ、両国大会の入場時にベルトを巻いている選手には、地方大会への新幹線移動費1年分が贈呈されるとあって一部の選手の目の色が変わり、最終的には稲畑誠己がイルシオンから王座を強奪し逃走した(その後の試合やらなにやらで、最終的に石田有輝に移動)。

白昼の池袋でアイアンマン王座を奪った稲畑誠己だったが…【写真:橋場了吾】
白昼の池袋でアイアンマン王座を奪った稲畑誠己だったが…【写真:橋場了吾】

武知「新人の僕と戦ってくれることに感謝。全力でぶつかるのみ」

 記者会見後、改めて武知に話を聞いた。

「初めてTAKESHITAさんにお会いしたのは2024年かな……。僕の会社の方がDDTのファンで、ついていって見に行ったことがあるんです。そのときに『いつか戦ってほしい選手がいるんですよ』と言われたのが、TAKESHITAさんで。デカいし、強いし、華があるしで、一気に魅了されちゃいました。そのときにご挨拶させていただいて、オーラというか迫力でビビっちゃいましたね。

 去年の両国のタッグは、こんな選手とタッグを組めるんだと逆にワクワクしていました。『絶対勝てる』と思いながら、試合をしていましたよ。でも……いざ一緒に戦ってみると、対角で味わってみたくなっちゃったのが正直なところで。プロレスの世界に来て、一番強い男と戦えるチャンスなんて滅多にないですから。新人の僕と戦ってもらえることに感謝の気持ちを持っていますし、武知海青を全力でぶつけないとTAKESHITAさんにも(TAKESHITAと戦いたかったであろう)ほかのDDTの選手にも失礼ですから」

 記者会見では、武知が「自分自身は変わっていないことが強み」と答えたことに対し、TAKESHITAは「生き様をぶつけてきてほしい」と答えた。

「僕もやっぱり、チャレンジする人生だったんですよ。生まれてから、母親がダンススタジオのオーナーなので、ダンスは強制的に始めて水泳もやってほとんど休みがない幼少期を過ごしてきて。水泳の大会とダンスコンテストに出る中で、勝つことの喜びも知っていますけど、本当に多くの失敗や敗北の味も知っていて……ファンの方にも、何より自分自身にも夢を見させてあげたいんで、勝ちに行きたいですね。生半可な気持ちでは絶対に勝てないですし、どう頑張っても今のところ勝ち筋は見えないんですけど、僕の人生の中でこうして『人生をぶつけるから』って言ってくださっているほど、嬉しいことはなくて。

 こんなに強い方が、新人相手にそう言ってくれているってことは、きっと僕の中の何かを見つけてくださっていると思っているので、僕自身もその何かを見出さないといけないなと思いますね。(筆者「試合順セミファイナルです」)え? 本当ですか……? ヤバいですね(笑)。第1試合でも全力で行くつもりでしたけど、皆さんが期待してくれてセミファイナルというポジションになったと思うので、全力で今まで通りやるだけです。もう、ぶつかるのみですね」

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