全国の吉本の劇場が、1日より収容率を最大80％に引き上げ、公演を開催した。ルミネtheよしもと公演「土日祝11時45分の部」では77％(354席)の収容率で人気芸人らがネタを披露した。

　各吉本の劇場は、安全・安心に劇場に足を運んでもらうため、マスクの着用、消毒液の設置、60分前後に1回の換気、観客への連絡のための記名のお願いなどを継続しつつ、客席の収容人数拡大を実施している。

　今回、ルミネtheよしもとのネタ公演に出演したのは、「タカアンドトシ」(タカ、トシ)、「かまいたち」(濱家隆一、山内健司)、「ウーマンラッシュアワー」(村本大輔、中川パラダイス)、とにかく明るい安村、「銀シャリ」(鰻和弘、橋本直)、「アインシュタイン」(稲田直樹、河井ゆずる)、「ミキ」(昴生、亜生)の人気芸人の数々。

　トップバッターを務めたアインシュタインは「たくさんお客さんに入っていただきまして」「久しぶりの光景ですね」と感慨深げ。笑いの量が今までの倍になったと大喜びした。その後も、タカトシが安定感抜群の漫才を見せつければ、安村は「安心してください。履いていますよ!」でおなじみの人気ネタを披露。銀シャリはアドリブも飛び出すやりとり、ミキはおなじみの兄弟喧嘩、ウーマンは村本の1人喋りにパラダイスがツッコミを入れ、かまいたち山内は登場するなり、お客さんにとんでもない質問を投げかけるなど、コロナ前と変わらない爆笑を巻き起こした。

　スペシャルコメディーでは、石田靖、シベリア文太、「水玉れっぷう隊」ケン、カートヤング、三瓶、ピクニック、赤松新、シューレスジョー、「シマッシュレコード」、「エグスプロージョン」、「スパイク」松浦志穂、光永が出演。こちらは笑いあり、音楽あり、ダンスありの構成で、来場したお客さんも大満足の公演となった。