香取慎吾、鈴木杏と26年ぶり共演 東野圭吾『虚ろな十字架』で元夫婦役に

俳優の香取慎吾が主演を務めるWOWOW『連続ドラマW 東野圭吾「虚ろな十字架」』(全4話、9月6日午後10時放送・配信スタート)の追加キャストが26日に発表され、鈴木杏、蓮佛美沙子、宇崎竜童、ピエール瀧の出演が決定した。

発表された『連続ドラマW 東野圭吾「虚ろな十字架」』追加キャスト
発表された『連続ドラマW 東野圭吾「虚ろな十字架」』追加キャスト

キーパーソン・仁科史也役は赤楚衛二

 俳優の香取慎吾が主演を務めるWOWOW『連続ドラマW 東野圭吾「虚ろな十字架」』(全4話、9月6日午後10時放送・配信スタート)の追加キャストが26日に発表され、鈴木杏、蓮佛美沙子、宇崎竜童、ピエール瀧の出演が決定した。


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 本作は、2014年に刊行され、累計発行部数約76万部を記録する東野氏の『虚ろな十字架』(光文社文庫刊)が原作。『さまよう刃』から10年を経て、東野氏が「死刑制度」という社会的テーマに真正面から向き合った社会派サスペンス。映像化が難しいとされてきた巧妙なサスペンス構造も特徴で、WOWOWが初の実写化に挑み、映画『64-ロクヨン-』などの瀬々敬久監督がメガホンをとる。

 主演の香取が演じるのは、11年前に起こった事件を機に孤独と虚しさを抱えて日々を過ごす主人公・中原道正。「加害者家族」として中原と対峙するキーパーソン・仁科史也役を赤楚衛二が演じる。

 鈴木が演じるのは、中原の元妻・浜岡小夜子。広告代理店勤務時代に出会って結婚したものの、11年前の事件を機に離婚。ライターとして活動していたがある日殺害され、変わり果てた姿で中原と再会する。鈴木は同作で連続ドラマW初出演となり、主演の香取とは子役時代以来、約26年ぶりの共演となる。

 蓮佛が演じるのは、史也の妻・仁科花恵。小児科医として働く史也を支える良き妻であり母だが、実家からは疑惑をかけられている。実の父が金目当てで小夜子を殺害したことで、加害者家族として史也と共に追い詰められていく役どころ。

 宇崎が演じるのは、中原の伯父・竹井。WOWOW連続ドラマ初出演となる宇崎は、11年前の事件から前を向けずにいる中原に寄り添い、自身が経営するペットの葬儀会社を引き継がせた唯一の理解者を演じる。

 ピエール瀧が演じるのは、小夜子の殺害犯・町村作造。義理の息子である史也からの援助に頼り生活していたが、金目当てで小夜子を殺害する。中原に「死刑制度の是非」「本当の償いとは何か?」という問いと向き合うきっかけを与える重要な人物となる。

 さらに、キャスト陣が総出演する特報映像も解禁された。

宇崎竜童「背中に感じる香取くんのオーラが…」

 出演者のコメントは下記の通り。

○鈴木杏
「まだ自分の中で言語化が追いついていないほど、濃厚な撮影期間でした。それぐらい小夜子さんにとって『ある事件』は過酷な境遇です。私は自分のつたない想像力をフル稼働していましたが、それでも本当に彼女に寄り添えていたのかは分かりません。ただただ全身全霊で向き合いました。その時に救いだったのが、瀬々監督の(大きな声の)『オッケー!』と、わずかに余裕があった時、香取さんとアートの話ができたこと、そして素晴らしくプロフェッショナルなスタッフの皆さんのまなざしでした。100人の方が見てくださったら、100通りの感じ方がある作品だと思います。善悪では語りきれない、『命』の物語。受け取っていただけたら、幸いです。よろしくお願いします」

○蓮佛美沙子
「この社会には、どうあがいても晴れない思いを抱えて生きている人がいます。罪を罪と思わず、罰を罰と思わず、生きている人もいます。被害者と、加害者。それぞれにとって、何が本当の“償い”になるのか。撮影を思い返すと、ずっと誰かの心の痛みに触れていた気がして、私はいまだに香取さん演じる中原さんに初めて対峙した時の、目の奥の深い悲しみが忘れられません。エゴや思想が絡まり、悲劇が悲劇を呼ぶ“人間の不完全さ”を、味わってもらえればと思います」

○宇崎竜童
「原作、監督、主演、三拍子そろった作品への出演依頼、二つ返事でお引き受けしました。中原を気遣う竹井の温かい愛情の深さを、短いシーンの中でどう表現すれば良いか一瞬考えさせられましたが、監督の指示を受け素直に応じられるよう、フラットな気持ちで現場に立てることを第一に、作り込まず緊張しないで落ち着いていこうと臨みました。シーン中、香取くんとは面と向かってのやり取りはありませんでしたが、背中に感じる香取くんのオーラが私をリラックスさせてくれました。待機中に香取くんとお話しできたことで、中原と竹井の距離が近づき、役柄に反映されたのかも知れないと感じています。たくさんの皆さんにご覧いただききたい心揺さぶるドラマです」

○ピエール瀧
「今回初めて瀬々監督の作品に参加させていただきました。倫理観と精神をえぐられ、さらに原色の深淵を剥き出しにされるような重いテーマのドラマですが、それでも飄々と現場の撮影を進行されていく監督の胆力の強い立回りに感銘を受けました。久しぶりに再会できた香取くんとの共演も感慨深いものがあり、心に残る作品となりました」

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