竹田誠志、命がけのデスマッチ人生の真実「嫁からはどんどんやれと言われてます」

「脇から肩にかけて、蛍光灯が貫通」

――竹田選手は後楽園のバルコニーから飛んだりはしない?

「スタイル的に違うのでそれはないですけど、受けたことはありますね」

――受けた!?

「めちゃくちゃヤバいです。内臓が破れたと思いました。ああいう時って、人間の動きがゆっくりに見えるんですよね」

――そうなんですか。

「後は画鋲を背中から落とされる分にはまだいいんですけど、指とかに刺さると痛いんですよ。神経が通っているので」

――痛そう! というかすごい話ですね。

「いや、すごいとかじゃなくて。それが仕事なんでね(あっさりと)」

――まあ、そうかもしれないけど。

「サラリーマンがみんなパソコンを打っているのと一緒です(笑)」

――パソコンと一緒(苦笑)。ちなみに一番大きい怪我は?

「いろいろありますけどね」

――ありますよね、そりゃあ。

「例えば蛍光灯でまぶたを切ったり」

――ええーー!!

「最近だと包丁が背中に刺さったり」

――包丁が背中にって!!(絶句)

「一番直近だと、脇から肩にかけて、蛍光灯が貫通して」

――か、貫通!?

「ええ。蛍光灯を抜いたら、〇〇がいっぱい出ちゃって(苦笑)」

――◎△※%$#@¥!?

「救急車で運ばれて、全身麻酔で手術して、2日間、集中治療室にいましたね」

――重体じゃないですか!

「でも、1か月ちょいで復帰したので、意外と人間は再生力あるなと。今年はちょっと不運でしたね」

――包丁が刺さった、というのはどういう?

「僕はたまにアメリカの団体に呼ばれて行くんですけど、『包丁ボード』っていうんですかね。包丁が並べてあるんですよ。でもアメリカにある100均の包丁はそこまで切れないっていうのがあるらしくて、確かにアメリカでは怪我がなかったんです。その感覚で日本にそのアメリカの団体が来て、日本公演をやった時に、日本にある100均の包丁を使ったら、日本製はよく切れるじゃないですか」

――日本製はアメリカとは違った?

「ええ。僕もよく考えずにやっていたら、(包丁の上に)見事に落とされちゃって」

――ウエー!!

「バックリ行きましたね」

――ちなみにそれは何針くらい縫ったんですか?

「50針とかそれ以上ですかね」

――ご、50針以上!!!!

「その時は出血量がすごくて、救急車に乗る時にドバドバ出てましたね」

――ドバドバ!?

「その時はSNSでも動画が出回ったらしくて、業界界隈を騒がしてしまいました。日本の100均を舐めるなと(笑)」

――そういうことじゃない!!

「いろいろと経験はしてきました(笑)」

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