朝倉未来―青木真也、正式決定は3日前 榊原CEOが明かしたギリギリの舞台裏「死ぬに死にきれていない」

格闘技イベント「RIZIN」は20日、都内で記者会見し「超RIZIN.5」(9月10日・大阪・京セラドーム大阪)の対戦カードを発表した。この日、朝倉未来―青木真也のビッグマッチが決定。会見後に取材に応じた榊原信行CEOは、青木をこのタイミングで抜擢した意図と、カード交渉の舞台裏について言及した。

記者会見に登壇した朝倉未来(左)と青木真也【写真:小林靖】
記者会見に登壇した朝倉未来(左)と青木真也【写真:小林靖】

カード交渉の舞台裏に言及

 格闘技イベント「RIZIN」は20日、都内で記者会見し「超RIZIN.5」(9月10日・大阪・京セラドーム大阪)の対戦カードを発表した。この日、朝倉未来―青木真也のビッグマッチが決定。会見後に取材に応じた榊原信行CEOは、青木をこのタイミングで抜擢した意図と、カード交渉の舞台裏について言及した。

 榊原CEOは「もうギリギリです。青木真也の契約はONEとの契約満了を待って、正式に我々もオファーを掛けてます。実際(ヴガール)ケラモフもスタンバイしていた。僕は(青木は)二つ返事で『やる』って食いつくと思っていた。それでもオファーしてみないと分からないんで、未来は『誰でもいいです』という感じだった」と交渉経緯を語った。

 また「青木で正式にというのは16から17日くらいだと思いますけど、未来も『分かりました』ということで、じゃあ20日にそれでいくねとなった」と明かし、直前で契約が成立したとした。

 青木は、2015年12月29日から大みそかにかけて行われたRIZINの旗揚げ興行に参戦し、桜庭和志に1RTKOで勝利。RIZINへの参戦は約11年ぶりとなる。

 榊原氏は、青木を抜擢した意図について「(青木は)死ぬに死にきれていない。ONEの悪口を言うつもりはないが、時代を作った選手に対するリスペクトが俺は足りないと思っている。青木が本当に暗黒時代に一人気を吐いて、世界と向き合っていたことにはちゃんとリスペクトを持ってあげないと。それがあったから今のこのRIZINの熱もあって。ああいう選手がいなければ、朝倉兄弟も生まれなければ、RIZINのこういうムーブメントも生まれなかった」と青木の総決算の舞台を用意すると決断した心境を語った。

 また「格闘技というか、戦う世界の中の哀愁漂う試合になるのかもしれない。次の世代に追い越されないように努力してっていうことの世代闘争を含めた、いろんなものが集約された試合になるんじゃないかなと思います」と神妙な面持ちで吐露し、世代を超えたMMAマッチに期待感を口にしていた。

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