博報堂生活総合研究所は､男女1008人を対象に2021年以降に話題になりそうな商品やサービス、コンテンツ、出来事などを調査。「生活者が選ぶ2021年ヒット予想ランキング」トップ30を発表した。

　15～69歳の男女1008人を対象とした「2021年ヒット予想」のキーワードは「レスしてリッチに」。新型コロナウイルス感染拡大を受けて、新たな生活体験が生まれた2020年｡今年の経験を踏まえ、多くの人が“ニュー･ノーマル”として継続発展していくと捉えているようだ。

　総合ランキングのトップ3は、1位がキャッシュレス決済、2位がドライブレコーダー、3位がエコバッグとなった。ヒット予想の上位には､従来の慣習に基づく無駄や無理を少なくし(レスし)､生活の質を高めるもの(リッチに)がランクイン。「レスしてリッチに」な暮らしをかなえる商品やサービスの数々がトップ30に食い込んだ。

　なお「2020年ヒット実感」ランキングでは、ソーシャルディスタンスが1位、テレワークが2位、オンライン会議が3位。コロナ禍による新しい風景と体験が上位にランクインしている。