新幹線でキャンピングチェア座り込み 迷惑行為が「許されない」と物議 夏の移動で気をつけたいマナー、JR東海に聞いた
季節はどんどん夏の気候に移り変わり、レジャーシーズンの到来だ。お出かけの際に、折り畳み式の椅子・キャンピングチェアを持っていく人もいるだろう。一般的にキャンプや釣り、何かの待ち時間に座ることができ、持ち運びに便利で重宝されている。ただ、公共交通機関では注意が必要になる。新幹線のデッキに座り込んで塞ぐなどの行為は「おやめいただくようお願いいたします」。デッキの安全利用について、JR東海に聞いた。

デッキ・通路は「災害発生時等にお客様が避難する通路になるものである」
季節はどんどん夏の気候に移り変わり、レジャーシーズンの到来だ。お出かけの際に、折り畳み式の椅子・キャンピングチェアを持っていく人もいるだろう。一般的にキャンプや釣り、何かの待ち時間に座ることができ、持ち運びに便利で重宝されている。ただ、公共交通機関では注意が必要になる。新幹線のデッキに座り込んで塞ぐなどの行為は「おやめいただくようお願いいたします」。デッキの安全利用について、JR東海に聞いた。
アウトドアブームも相まって、折り畳み式の椅子・キャンピングチェアは注目を集めている、一方で、6月下旬にSNS上で、新幹線のデッキで出入り口を塞ぐように持ち込んだ椅子に座る人物がいたとする情報が拡散。「絶対許されない」「他の人の迷惑を何だと思ってるんだろ」など物議を呼んだ。JR東海は一連の投稿についてENCOUNTの取材に対して、「当該事象の真偽については確認ができませんでした」と回答した。
乗客にとって、折り畳み式の椅子の取り扱いはどう対応すればいいのか。同社担当者は「折り畳み式のキャンピングチェアそのものについては、サイズ・重量等が運送約款に定めるルール内のものであれば、持ち込みをお断りする物品には該当しません」と説明する。
出入り口やトイレなどが設けられ、多くの乗客が移動するデッキ。扉付近に長時間立っている人がいたり、座り込む人を見かけることもある。乗降時に不快感を覚えたり、マナーを巡ってトラブルになりやすい場所でもある。
同社は「デッキは、すべてのお客様共用でご利用いただいております。通路を塞いだり、他のお客様のご迷惑となるような行為を認めた際は、乗務員からお声がけさせていただいております」。デッキは共用スペースであることを強調する。
そのうえで、「なお、法令上も、国土交通省令である鉄道運輸規程において、座席または通路を塞ぐおそれのある物品の持ち込みは禁止されています。適切に収納された状態であればこれに該当しないキャンピングチェアであっても、デッキを塞いだ状態で人が座っている状況では、これに該当しうると考えています」。禁止事項について言及する。
新幹線のデッキは“公共の場”という認識で、ルールやマナーを守って利用することが大事になる。
同社は「デッキ及び通路は災害発生時等にお客様が避難する通路になるものであるため、デッキ及び通路を塞ぐ行為は、お客様の安全確保のため、おやめいただくようお願いいたします」と注意喚起。
安全対策に取り組んでいるといい、「弊社では、お客様に安心して快適に鉄道をご利用いただけますよう、お客様のご協力を得ながら、マナーの定着に取り組んでいるところでございます。車内にて他のお客様のご迷惑となるような行為を認めた際は、乗務員からお声がけさせていただいております。車内にてお気付きの点やお困りのことがございましたら、大変お手数をおかけいたしますが乗務員へお申し出ください」と呼びかけている。
キャンプ帰りに新幹線が混んでいたからといって、持ち込んだ椅子で座ることはマナー違反。他の乗客に迷惑のかからない乗車を心がけたい。
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