78歳の国内最年長レスラーがもくろむ“ギネス” 長寿の秘訣は赤ちゃんパワーと負けじ魂

新潟プロレスと大日本プロレスの合同興行10・25新潟大会で、新潟タッグ王座から陥落したグレート小鹿。78歳の国内最年長レスラーとして、ギネス登場をもくろんでいたが、改めて挑戦することになった。

茶目っ気たっぷりのグレート小鹿(右)【撮影:柴田惣一】
茶目っ気たっぷりのグレート小鹿(右)【撮影:柴田惣一】

かつてのライバルたちの存在も「小鹿パワー」の源に

 新潟プロレスと大日本プロレスの合同興行10・25新潟大会で、新潟タッグ王座から陥落したグレート小鹿。78歳の国内最年長レスラーとして、ギネス登場をもくろんでいたが、改めて挑戦することになった。

「ギネス申請という目標があるから、まだまだやれる。次のベルト奪取のチャンスを待ちたい」と、まだまだ意気軒高。現役続行を誓う小鹿だったが、その源は意外なモノだった。

 若さの秘訣は何と赤ちゃん用のミルク。現在では大人用も販売されているが、小鹿が愛飲するのは大人用ではなく、あくまで赤ちゃん用。「離乳食直前のミルクがいい。銘柄も決まっている」と胸を張る。さすがに哺乳瓶は利用してはいないようだが、健全な健康法のひとつとして、赤ちゃん用のミルクを愛飲している。

 赤ちゃん用ミルクには、成長に必要な各種ビタミン、カルシウム、鉄分、DHAなど、バランスのとれた栄養分が詰まっており、体調管理にはもちろん、プリプリお肌の維持にも効果がある。「そして白湯でしめる」と小鹿。常に元気ハツラツで血色もいいのは、赤ちゃん用ミルクと白湯の併用に違いない。

 大日本プロレス勢だけでなく、新潟プロレス勢など他団体の息子、いや孫のような選手と互角に渡り合っているが、数年前にもう1つ「小鹿パワー」の秘密を垣間見たことがある。

次のページへ (2/2) 全身から湧き上がっていた殺気こそが小鹿パワーの本質
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