岸谷五朗、岡田将生&染谷将太の第一印象 髪型のクセ具合に「これは本当の兄弟だな」
俳優の岸谷五朗が出演するTBS系連続ドラマ『田鎖ブラザーズ』(金曜午後10時)の第9話が12日、放送される。主演の岡田将生演じる田鎖真と同じ青委警察署刑事課強行犯係に所属する刑事で、兄弟が追う事件を担当していた小池俊太を演じる岸谷のオフィシャルインタビューが届いた。

引き込まれる脚本と、“立ち位置を決め過ぎない”役作り
俳優の岸谷五朗が出演するTBS系連続ドラマ『田鎖ブラザーズ』(金曜午後10時)の第9話が12日、放送される。主演の岡田将生演じる田鎖真と同じ青委警察署刑事課強行犯係に所属する刑事で、兄弟が追う事件を担当していた小池俊太を演じる岸谷のオフィシャルインタビューが届いた。
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本作は、2010年4月27日に殺人罪などの公訴時効が廃止されたわずか2日前に両親殺害事件の時効を迎えた真と田鎖稔(染谷将太)による“田鎖ブラザーズ”が、法ではもう裁けない犯人を自分たちの手で裁くべく警察官となり、事件の真相を追い続ける完全オリジナルのクライムサスペンスだ。
映画『ラストマイル』や、ドラマ『Nのために』『アンナチュラル』『MIU404』『最愛』など、クライムサスペンスの名手としてドラマファンから圧倒的な支持を受ける新井順子プロデューサーが手掛ける。
真たちから手掛かりとなる津田のノートを取り上げるなど、不可解とも思える動きをする一方で、兄弟を思いやっているようにも見える小池を演じる岸谷。作品の持つ引力や脚本の魅力、そして“決めすぎない”役作りで小池という人物に向き合う姿勢。さらに、岡田将生、染谷将太らキャストとの関係性や撮影現場の空気感、終盤に向けた見どころについても語った。
――改めて、台本を初めて読まれた時の感想を教えてください。
「まず、タイトルが面白いなと思いました。新井プロデューサーが、実際に存在した『田鎖』という名前にインスピレーションを受けたそうで、その響きや珍しさが作品のヒントになったとおっしゃっていました。確かに、一度聞いたら忘れられないインパクトがありますよね。
台本自体も、構築の仕方がとても魅力的で。読んでいくうちにどんどん引き込まれていくんです。僕は最初から自分の役として読むのではなく、まず作品全体を一つの読み物として捉えるのですが、それが純粋に面白くて、『これはすごく魅力的だな』と思いました。
新しい展開や謎解きも含めて、自然と意識を引き戻してくれる脚本で、“読み物としてすでに面白い”タイプの作品だと思いました。
その後、自分の役について改めて考えた時に、『どの立ち位置で演じるか』はあえて決め過ぎずに撮影現場に入ろうと。強行犯係のチームの中で揉まれることが大事だと感じたので、固定せず、その場で一番いいバランスを探していこうと思いました」
――ここまで小池という人物をどのように演じていますか?
「脚本のおかげで、自然と“小池にならせてもらっている”感覚です。兄弟が追う事件が起こった1995年のシーンがあるので、その時間の飛び方は少し考えました。特に、強行犯係の中では僕だけが過去も演じるので、どうつなぐかは意識しました。
また、幼少期の兄弟と関わるシーンもあるので、純粋だった頃の小池と、いろいろな経験を積んだ今の小池はやはり違うだろうなと。
特に警察という仕事は、他人の不幸やつらさと向き合い続ける職業だと思うので、そこは常に意識しています。その中の一つとして兄弟の存在もある。そうした背景を忘れずに、警察官という道を選んだ人間としての軸は大切にしたいと思っています」

岡田将生×染谷将太の空気感と、チームのバランス
――岡田さん、染谷さんの印象を教えてください。
「お二人とは今回が初めましてだったのですが、クランクイン前に本読みがあって。青委署のメンバーで集まった時に、岡田くんに続いて将ちゃん(染谷)が入ってきたのですが、2人の髪型のクセ具合が似ていて、『これは本当の兄弟だな』と(笑)。
2人が並んでいるだけで、面白さや呼吸感というか、存在そのものにバランスの良さがあって、『田鎖ブラザーズはこれだな』と感じました」
――同じ強行犯係の刑事・宮藤詩織役の中条あやみさん、小池のバディで刑事・石坂直樹役の宮近海斗さんの印象は?
「海斗は本当に素晴らしいです。普段は歌って踊っているエンターテイナーですが、今回は署内で一番若手で、経験の浅い立場の役を演じながら必死に食らいついている。そのがむしゃらさがすごく魅力的です。
一方で、あやみちゃんが演じる詩織は紅一点でありながら暗い過去も抱えていて、どこか飛んだセンスも持っている人物。兄弟と関わる中で、事件を自分ごととして引き受けていく存在でもあります。
あやみちゃん自身、もともとは枠に収まり切らないような、非常に豊かで面白いタレント性を持っている方だと思っています。今回はそのあふれるような魅力を、あえてストイックに『ギュッ』と絞って役に落とし込んでいる。その抑え方、役への絞り込み方が実に見事だなと。青委署のメンバーはバランスがとてもいいチームだと思います」
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
「とてもいいですね。座長である岡田くんと将ちゃん、この2人が持っている空気が大きいと思います。作品としては人間のドロッとした部分も描いていますが、撮影現場自体はとても心地いい雰囲気です。それに加えて、新井さんのプロデュース力も素晴らしいんです」
“ここから一気に複雑に”――物語が動き出す終盤
――新井プロデューサーとのやりとりの中で、役づくりのヒントになったことはありますか?
「役については最初にしっかり説明をいただいていて、新井さんと監督から『こういう役割です』という軸を共有してもらっています。それがぶれることなくここまで来ている、という感覚です。
体感としてはまだ始まったばかりのようでもあり、でも実際にはもう終盤に差し掛かっている。その両方の感覚があるのが面白いところだと思います」
――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「物語はここから一気に複雑になっていきます。兄弟自身も、過去と真正面から向き合っていく中で大きな変化が訪れますし、『人をどこまで信じていいのか』といった人間関係もより濃く描かれていきます。
これまで積み重ねてきた縦軸のストーリーがさらに深まり、そこにこれまでの事件も重なってくるので、見逃せない展開が続きます。ここからもさらに面白くなっていきますので、ぜひ最後までご覧ください」
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